自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい秋(2)~アオマツムシ~

2017-09-25 | 生物

家の周りは田や山があって,我が家にも昆虫たちがたくさん訪れます。それを観察・撮影するだけでも飽きることはありません。先日など,アオマツムシが網戸にとまっているので,家の中から見ていたら,おやおや5匹にも増えていました。急いで外に出て撮ったのが下写真です。

 

おまけに別の個体がいつの間にか家の中に入って,床でじっとしていました。メスです。動きが鈍いので,写真に収めておこうと思い,座布団の上に置きました。

後脚をすーっと伸ばして,スマートな姿を見せています。

 

 

頭部から後方に向かって,黄色のラインが際立ちます。 

 

正面方向から撮りました。アオマツムシ独特の逆三角形態が際立ちます。 

 

真正面から近づいて撮りました。バッタ類に共通した口元です。顎の発達ぶりが窺えます。 

 

複眼を確認。

 

反対側からも。当たり前のことながら,眼や触覚といった感覚器官の発達がいのちを生き抜く苦労を物語っているように見えます。 

 

複眼をさらに拡大して撮りました。昆虫一般,昆虫ならではの構造が迫って来ます。“ふしぎ”の小宇宙です。

 

これらの写真を撮る間,アオマツムシはほとんど動きませんでした。いつか,翅を立てて鳴くオスを撮れたらなあ。