この日は寒い日でした。わずかに日が射してマンサクの花が輝いたとき,たまたまホソヒラタアブを見かけました。もちろん,動きは緩慢です。脚立を持って来て,撮ろうかなと思うほどの高さにいました。そんなことをしていたら,いなくなってしまう恐れがあるなあと思い直して,背伸びをして腕をうんと伸ばして撮ったのが下写真です。
この後,花から離れました。そうしてこの花のすぐ傍の枝で,じっとしていました。寒いのでからだが動かないといった様子。
わたしは,その枝をなんとか左手で持ち,自分の方に近づけました。こうして撮ったのが下の写真。
慎重にやれば,気づかれない程度になんとかできるようになりました。これも近接撮影のコツです。