自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ホソヒラタアブの卵,超接写!

2019-03-24 | ヒラタアブ

ホソヒラタアブの卵を見つけようと思い,ホトケノザの葉を裏返していきました。場所は,今春,産付している場面を撮影したところ。検討をつけて探すのですから,結構根気のいる作業です。傍から見ると「なにをしているの?」とついつい聞きたくなるような動きでしょう。

結果見つかった卵は五個。そのうちの一個は間もなく孵化したので,今残っているのは四個。それらを超接写でご紹介します。

並んだ双子です。表面模様がよくわかります。

 

表面の凸凹を確認したくて,やや前方向から撮りました。被写界深度が浅いので,ピントが合う箇所がごくわずか。 

 

方向を変えて撮影。表面の様子が一層よくわかります。頭部が見えていないので,孵化にはまだ時間がかかるでしょう。

 

この卵では,頭部が見えかけています。孵化が近づいています。

 

アブラムシが隣りにいます。卵の先の方にピントが合っているので,卵全体の表面模様は写っていません。

 

孵化場面が撮影できたらよいのですが,どうでしょうか。

 


”虫の目”でとらえたアマナ(続々々)

2019-03-24 | 植物

からっと晴れ渡った空と,白い花弁はよく似合っています。すっきりした色合いが気に入りました。わぁーっと花弁を広げ,アマナはいったいどんな昆虫を待ちわびているのでしょうか。

 

葯からこぼれ出る花粉はユリとそっくり。 

 

 

アマナは早春の畔を彩る野の花。奥ゆかしさと気品が漂うチャーミングな花です。