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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

”虫の目”でとらえたノゲシ

2019-03-14 | 植物

ノゲシ。別名ハルノノゲシ。2年草。春の日差しを浴びて,石垣の間から踏ん張るように茎を伸ばしています。2年草らしさを感じさせるように,大きな株から茎が何本も林立。そしてその先に花が。

 

 

もう一つの株も近くの石垣に生えています。大きな株になるこうした草は,畑地周辺ではなかなか分布を広げるのは容易でなさそう。石の間なら,そこはもう放置されたまま。除草剤の被害にも遭いません。なかなかよいところに芽生えたといえます。

 

 

ノゲシが待ちわびた春がやって来たのです。

 


”虫の目”でとらえたツクシ,今(続)

2019-03-14 | 植物

朝の光を浴びて,ツクシがニョキッ! ここのツクシはまことにまばらな生え方です。

 

ユスリカのなかまがとまっていました。お気に入りのものでもあるのでしょうか。

 

 

下写真は,太陽がツクシの胞子嚢床の影になるようにして撮ったもの。つまり,真逆光下です。 

 

 

やや時間が経ってから,再び撮ることに。春の雲が浮かびます。

 

田は農耕作業が終わっています。雲が眩く光っています。

 

隣り合わせで立つツクシ。風景全体に早春らしい柔らかな色が広がります。

 

季節の匂いはそれぞれの季節らしくて,申し分なし。その中,春の匂いはなかなかいいものです。いのちが動き出すっていう感じが強くします。