自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今冬のマンサク(18)

2019-03-06 | マンサク

昆虫の生態を写し撮ることに関心をもっていると,ついつい同じ昆虫に巡り合います。巡り合った以上,記事にしたくなることもあります。

ガガンボ型のこの昆虫もたびたび登場しています。体長は3mm。今日は,頭部付近の花粉がとんでもなく多く付いていたので,画像をご覧いただきます。

 

もっと近くに寄って撮るのがポイント。でも,近寄れば近寄る程被写界深度が浅くなるので,苦労します。

 

かろうじて複眼にピントが合っても,暗い空間。口元までははっきりしません。

 

確かに,口も頭部も胸部も花粉まみれ。

 

もっと近寄ってみました。肉眼ではここまで見えません。花粉が大好物のようです。一つの花にたっぷり時間をかけていました。この昆虫には,マンサクの花粉が大のお気に入りなのです。

 


もう,ホソヒラタアブが産卵(続々)

2019-03-06 | ヒラタアブ

3月6日(水)。孵化日と予測した当日を迎えました。一日気に掛けておこうと思います。

朝の様子です。

 

背景を黒くして撮りました。

 

孵化はゆっくりしたものです。ときどき確認していけば,見逃しはまずないはず。

 

午後6時。孵化の兆候あり。出口近くに黒い影が現れています。幼虫の口元でしょう。

 

 

 


”虫の目”でとらえた紅梅

2019-03-06 | 植物

わたしが住むむらにある畑。そこに比較的大きめの紅梅が一本育っています。今,遠くから見ても,目立つほど赤い花を付けています。

これまでこの紅梅を撮ったことがないので,撮ることに。この花の色はまちがいなく,青空に映えます。それで快晴の昨日,撮影に訪れました。虫の目なので,遠景を写し込むことが撮影ポイントになります。

 

満開をやや過ぎた頃で,散り落ちた花弁があちこちにありました。太陽光を味方につけ陰陽をくっきり出したくて,やや逆光気味にレンズを被写体に向けます。

 

虫の目写真は光の差す方向が大きなポイントです。蕊にも光が当たったり,当たらなかったり。枝も同様です。

 

昆虫にはまったく出合いませんでした。そこが惜しい限り。