ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

初夏の道東紀行2018 その3 オムサロ原生花園 ベニマシコ シマセンニュウ オオジュリン コアカゲラ オジロワシ コヨシキリ キビタキ キバシリ等

2018-06-26 | 北海道

6月26日はお天気が良くない予報なので、朝5時起きとしましたが、4時ごろ目が覚め外を見ると、なんと晴れています。慌てて皆を起こし、オムサロ原生花園に駆けつけました。ここは、そんなに広くなく、歩道が多いせいか鳥への距離が近いのが嬉しいオススメの原生花園です。おまけにベニマシコの密度が濃いように思えます。そこで、今回はベニマシコに狙いを絞り、しかも花と絡むような位置取りで待つことにしました。ベニマシコの夏羽は格別に赤いですからね。ところがこちらの思い通りにいかないのが世の常。エゾノシシウドの前で、待つのですが、さっぱり。シシウドに現れたと思うとモロ逆光の空抜け。そんなこんなで、花と絡めるのは諦めて、池近くのソングポストに移動します。すると、やっぱり、よく出てくれるのですが、目立つ場所は、空抜けの枯れ枝ばかり、文句を言ってられないので、やっぱり撮りまくりました。
目立つ枯れ枝で、しっかり囀ってくれました。




時に♂2羽で居ることがありますが、あまり争っているようには見えません。どういう関係なんでしょうね。

シシウドの上に止まってくれれば白と赤のコントラストがいいなあと思いますが、うまくいきません。それでも、緑がバックだとやっぱり深紅が映えます。




オムサロ原生花園には、他にノゴマ、ノビタキ、オオジュリン、シマセンニュウ、コヨシキリ、マキノセンニュウ等がいました。花と絡んでくれませんでしたが、シマセンニュウが間近で囀ってくれました。絡むのは、あまり増えて欲しくないヨモギでした。


オオジュリンがなんとかエゾノシシウドに乗ってくれました。

オムサロ原生花園を後にして、ワッカ原生花園にも立ち寄りましたが、ここもやっぱり花が少ない。おまけに時間もお昼どきのせいか、さっぱり。広い敷地をウロウロするも、アップできるような写真は皆無でした。続いて網走湖の呼人野鳥探索路に寄りました。入ってすぐにキビタキが迎えてくれましたが、事件が起こり、今日の宿その名もはなことりの宿に向かいました。

翌々日も呼人に立ち寄りました。クロツグミやアオジなどが結構囀っていましたが、大した成果はなく、キバシリを写せたぐらいでした。

濤沸湖の湖畔にあるはなことりの宿は周りが、絶好の探鳥ポイントで、ちょっと散策するだけで多くの鳥たちと出会えます。特にコヨシキリの多いポイントがあって、そこらじゅうで囀っていました。

翌27日は、予報では大雨。朝のうちはまだもつようなので、網走ネイチャークルーズで海鳥たちを狙いましたが、出発早々雨が降り出し、鳥の出もクジラもさっぱり。主なものは、フルマカモメとウトウとミンククジラがちょろっとぐらいで、アップできるような写真は皆無。日本野鳥の会の割引で半額だったのがせめてもの救いでしょうか。午後は大雨の中、濤沸湖の白鳥公園のネイチャーセンターで過ごしました。結構、オカヨシガモ、カワアイサ等の水鳥やオジロワシなどが観察できてよかったです。
28日は、小清水原生花園に立ち寄りましたが、今年の道東では、ここが当たりでした。エゾノスカシユリとエゾキスゲが満開で、花をバックにノゴマ、ノビタキなどが目の前に現れてくれます。大部分は次回のアップですが、予告編として、オオジュリン♀と海側をよく飛んでいたオジロワシです。


《追伸》ヒナが顔を出していたコアカゲラのポイントに何日か後に行って見ると、親の姿とヒナの声はするものの巣穴に行く様子はありません。無事に巣立ったようで、ヒナの姿は見つけられませんでしたが、餌をくわえた♀親は確認できました。






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1 コメント

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Unknown (佐々木 薫)
2018-08-04 17:18:43
花と絡んだ野鳥は見る人に安らぎを与えますね。
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