ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオカラモズ 雪のオオマシコ ヤマガラ ゴジュウカラ カシラダカ /埼玉県

2020-03-07 | 関東地方

ホバリングするオオカラモズ 埼玉県さいたま市見沼にて

3月7日さいたま市見沼(8時頃、前回からの続き): オオカラモズですが、採餌した後灌木の上に止まってしばし休憩。
15分くらい経った後、移動して見晴らしの良い枝先に止まり獲物を狙います。曇り空だったので、モノトーンの色調になり、冬枯れの雰囲気が出て、宮本武蔵の名画《枯木鳴鵙図》(こぼくめいげきず)を思い出しました。モズが描かれたのでしょうが、墨絵ですので、モノトーンのその姿は、実は、オオカラモズかオオモズだったのではと思いたくなります。
この日着いた時にはCMさんは数十人でしたが、この頃には150人くらいに膨れ上がり、田んぼをぐるっと囲むようになりました。
8時40分頃、杭の上に止まって獲物を探していましたが、突然‥‥
飛び出してこちらに向かって来ました。
頭上を超えていくのかと思いきやホバリングを始めました。おーっ!ホバリングすんだ!と慌てて画面に捉え、急いでプラス補正。なんとか無事に収める事が出来ました。
尾羽は両側の3枚x2が全部白色で、真ん中2枚は全部黒色、その外側の2枚x2は、中程が黒いんですね。急降下して獲物を狙いましたが、採れたかどうかは忘れました。近くの別の杭に止まってくれましたが、バックにカラシナの黄色が見えます。そして飛び出し。
ちょっと離れた休耕田の枯れ草に止まった後、ぞろぞろついて行ったCMさんを残してさらに遠くに飛んで行きました(9時15分頃)。そこで今回は満足して終わりにしました。
3月20日再度出かけると、大勢のギャラリーに慣れて来たのか近くで撮らせてくれました。そこで、次回に再々掲載します。

3月15日埼玉県民の森にて: 出掛けるのは今季6度目でしょうか。前日平地は雨でしたが、午後遅くなって雪に変わり驚きました。さぞお山は雪が積もっているだろうと登ってみると途中から当たりは銀世界。枯れ枝に雪の花が咲いてそれはそれは美しい光景でした。ポイントに到着すると、雪とオオマシコ を狙って3月にしては多めのCMさん。でも、シーズン初期の頃に比べれば少ない方です。おかげで、オオマシコ は、早くから現れてくれます。まずは雪上のオオマシコ 。♀成鳥でしょうか。
まだ枝にもしっかり雪が残っています。
雪を被ったイチイの木に止まってくれました。
こちらは赤みが強く、♂若でしょうか。
やはり♂成鳥は白い雪に映えます。
風に飛ばされた雪が降って来ます。♀若でしょうか。
ヤマガラの栗色も雪に映えますね。やっぱりかわいい!
9時40分頃ですが、早くも枝の雪は溶け出しています。
しばしポイントを離れて散策して来ましたが、今季は本当にオオマシコ 以外目ぼしい鳥がいません。ポイントに戻った14時20分頃、枝にはほとんど雪がなくなりましたが、地面にはまだ残っています。
ゴジュウカラのお得意のこのポーズ。しっかり収めましょう。
いつの間にか来ているのがカシラダカ。地面にいると目立ちませんが、枝止まりはやっぱりいいですね。
14時半頃、枝にすっかり雪はなくなっていますが、地面の雪がレフ板になるのでしょうか。きれいに写るような気がします。枝の雪も溶けたせいかポイントにはもう誰もいません。♂成鳥もくつろいだ様子。
地面にはまだ残っていますね。♂若でしょうか。
と言う事で、お山を後にしました。

次回は、3月20日に出掛けた2回目となるオオカラモズをアップする予定です。


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