日曜夜の怒濤の投稿,最後は1300歳の御長寿を紹介。
最近,とんと御無沙汰だったのだが,大きな木,古い木に会いに行くのは好き。大学3年生の夏休み,何か目的を持って色々な場所(フィールド)を見てきたいと思って,「巨樹・巨木巡り」なるものをやってみたのがきっかけ。その木に会いに行こうと思わなければ,訪ねることはないであろう場所を歩く感覚と,初めて巨樹を目にした瞬間の驚きを含んだ感動が忘れられなくて,ライフワークのように続けている。
久々の巨木巡り,今回会いに行ったのは,筑波山の向こう側,旧八郷町(石岡市)にある「佐久の大杉」。樹高20m,幹周り8.8m,推定樹齢1300年。樹齢や幹周りの割には,樹高は低い。故に植わっているという鹿島神社の入口までやって来ても写真の通り。「あっ,あれだ」といった感じで,遠方からも見える大きさに驚くということはない。ただ,近付き,根元に立ち,木と向かい合った時には,驚きや感動を通り越して“怖い”と感じた。台風や落雷など幾多の被害を乗り越え,折れ剥がれ朽ちた幹から,なお太い枝を伸ばし,濃緑色の葉を茂らす様子には,畏敬の念を抱いた。
「佐久の大杉」は,平成に入った頃から樹勢の衰えが激しくなり,一時は極端に葉の量が減少してしまった時期もあった。しかし,平成9年頃からの地元の樹勢回復の努力もあって,現在は以前の勢いを取り戻しつつあるという。
巨樹に会いに行くことは,その木を守り,その地で生きてきた人々に会いに行くことでもあるように思う。
最近,とんと御無沙汰だったのだが,大きな木,古い木に会いに行くのは好き。大学3年生の夏休み,何か目的を持って色々な場所(フィールド)を見てきたいと思って,「巨樹・巨木巡り」なるものをやってみたのがきっかけ。その木に会いに行こうと思わなければ,訪ねることはないであろう場所を歩く感覚と,初めて巨樹を目にした瞬間の驚きを含んだ感動が忘れられなくて,ライフワークのように続けている。
久々の巨木巡り,今回会いに行ったのは,筑波山の向こう側,旧八郷町(石岡市)にある「佐久の大杉」。樹高20m,幹周り8.8m,推定樹齢1300年。樹齢や幹周りの割には,樹高は低い。故に植わっているという鹿島神社の入口までやって来ても写真の通り。「あっ,あれだ」といった感じで,遠方からも見える大きさに驚くということはない。ただ,近付き,根元に立ち,木と向かい合った時には,驚きや感動を通り越して“怖い”と感じた。台風や落雷など幾多の被害を乗り越え,折れ剥がれ朽ちた幹から,なお太い枝を伸ばし,濃緑色の葉を茂らす様子には,畏敬の念を抱いた。
「佐久の大杉」は,平成に入った頃から樹勢の衰えが激しくなり,一時は極端に葉の量が減少してしまった時期もあった。しかし,平成9年頃からの地元の樹勢回復の努力もあって,現在は以前の勢いを取り戻しつつあるという。
巨樹に会いに行くことは,その木を守り,その地で生きてきた人々に会いに行くことでもあるように思う。