一年越しの「秋の七草さがし」もこの花でひとまず終わり。整った紫色の花は,とっても印象的で一度見れば忘れない感じです。小さい頃の自分にとっても印象的だったようで,今はどこにあるかも分からない子供向けの植物の図鑑の,秋の七草を紹介したページに書かれた桔梗の花を,未だに鮮明に思い浮かべることが出来ます(当時は,植物の図鑑はあまりお気に入りではなかったので,滅多に開かなかったはずなので,余程印象深かったのだと思います)。
ちなみに,秋の七草の起源だと言われている万葉集の山上憶良の歌では,
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
となっており,桔梗とは詠まれておらず,「朝貌の花」と詠われています。
当然,朝貌の花が何か?については諸説あり,朝顔や木槿(むくげ),昼顔などの説があります。とはいえ,現在のところ最も有力なのは,桔梗であり,桔梗は秋の七草の一つとして定着しています。
写真の桔梗は,随分前の8月末頃に撮影したもの,自転車で職場で通う途中の家の庭から顔を出していたのをこっそり撮らせてもらいました。
ちなみに,秋の七草の起源だと言われている万葉集の山上憶良の歌では,
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
となっており,桔梗とは詠まれておらず,「朝貌の花」と詠われています。
当然,朝貌の花が何か?については諸説あり,朝顔や木槿(むくげ),昼顔などの説があります。とはいえ,現在のところ最も有力なのは,桔梗であり,桔梗は秋の七草の一つとして定着しています。
写真の桔梗は,随分前の8月末頃に撮影したもの,自転車で職場で通う途中の家の庭から顔を出していたのをこっそり撮らせてもらいました。