徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

日本茶を3倍楽しむ方法

2009年10月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ペットボトル茶ではなく,日本茶を自分で淹れて飲むことが習慣になった感じです。

品種や蒸し方等の製造方法の違う様々な茶葉を楽しんできたのですが,最近のブームは,色々なお茶の淹れ方(煎れ方ではなく)。日本茶にハマリ始めた時に購入した日本茶ソムリエ(そんな肩書きもあるのです)の方が出した本に紹介されていたのですが。

「アイス冷茶」という淹れ方

①まず,急須に茶さじ1杯(3g程度)の茶葉を入れます(茶葉は煎茶であれば何でも構いません)
②次に,茶葉が浸り,少し泳ぐぐらいのお湯を入れます(お湯の温度は気にしなくても大丈夫,100℃のお湯でもOKです)
③すぐさま,あらかじ用意しておいた氷(よくある採氷器の氷なら3つ程度,普通の水道水から造ったものでも構いませんが,出来れば浄水器を通した水やミネラルウォーター等がいい)を茶葉とお湯の入った急須に入れます
④そのまま5分程度(氷がお湯に溶け,一定の温度になるまで)待ちます(この時,急須を揺らしたり,かき混ぜたりしないことがポイント)
⑤小さなグラス等に,まず,上澄みを注ぎます。続いて,残りの部分を注ぎ切ります。

ってな感じで,出来たものが写真の2杯(当然,右が上澄みで,左がその後の注ぎ切り)。上澄みの方は,お茶の甘味・旨味が楽しめ,注ぎ切りの方は,苦味や深みが楽しめます。

ちなみに,続きがあって・・・

⑥氷の残り具合,茶葉の開き具合をみながら,好みにあわせて,氷・水・お湯を加えていきます(2煎目,3煎目)。

お薦めは水(ミネラルウォーター)を加えていく飲み方,上澄みと注ぎ切りを飲んだ後に淹れる2杯目は,甘味・旨味・苦味・深みがブレンドされたその茶葉が持つポテンシャルの全てがバランスよく出たお茶。これを飲むと本当にペットボトルのお茶が飲めなくなります。

⑦氷が溶けきり,茶葉がある程度開いた段階で,熱湯を加えて,熱いお茶を楽しむ。カドの取れた丸いお茶が楽しめます。

ってな感じで,1つの茶葉を1回で様々な角度から余すところなく楽しめるという訳です。

季節的には少しずれてしまった感じですが,是非一度お試しあれ!やみつきになります(笑)
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