今日、郵便局で、順番待ちをしていたときのことです。
ひとりのおばあちゃま(と、お呼びしても失礼なお歳では無いと思われます)が、郵便の差し出し窓口にいらっしゃいました。
要件は「現金書留」を送るようで、その封筒の書き方(金額の欄のコンマの位置がどうとかで、50万になるか500万になるか)という、やりとりもあったのですが、タイヘンだったのはその後です。
送り先が「埼玉県上福岡市」だったようなのですが、上福岡は合併して今は「ふじみの市」になっています。
(当然、埼玉県民は承知!)
ちなみに、ここは都内の郵便局。
受付の女性が
「上福岡市って、合併か何かしましたか?」
と聞きました。
「さあ...。でも、ずっと、この住所で送っているのよ」
郵便番号は入っているようなので、何も問題は無いと思うのですが、窓口の女性、なにやら調べ始めました。
そのうちも、男性職員も加わって、資料を見て
「あぁ、こちらは合併して、市の名前が変わっていますねぇ」
と。
問題はここからで
「じゃあ、相手の人に、住所が変わったかどうか聞かないといけないわよね。
でも、この前もこの住所で送ったら、ちゃんと届いていたし...」
というおばあちゃまに
「あ、郵便番号は間違って居ないので、ちゃんと届きますよ」
と説明する職員。
「だけど、変わったんでしょ?」
「市町村は合併したので、住所は変わったのですけど、郵便番号は変わらなければ、ちゃんと届くので大丈夫ですよ」
「でも、住所は違うのよね...」
・・・
このやりとりが延々と続きました。
要するに、おばあちゃまとしては、単に
「住所が変わったのだから、相手に聞いておいた方がいいのよね」
ということが言いたかっただけ。
職員さんは
「住所は変わったけれども、郵便番号が合っていればちゃんと届くので心配在りません」
ということが言いたかっただけ。
なのでは...?
なので、おばあちゃまの問いかけに、職員さんが
「そうですね。ついでの時にでも聞いておいたらよろしいのでは無いですか?」
とでも言えば済む話しでは無かったかと思うのですが、
「住所が違っても郵便番号があっていれば郵便は届く」ということを強調したかった(?)
職員さんのおかげで、禅問答(??)が繰り返されたのでした。
窓口は他にもあったので、このやりとりのせいで「窓口大渋滞」という事態にはなりませんでしたが、貯金の窓口の順番待ちで、ずーーーーーっと待っていた私は、この禅問答にもずーーーーーっとおつき合いしてしまいました。
最近、いろいろな公共機関(特に郵便局の窓口が多いかも?)で、こういったお年寄りと職員さんとのやりとりをよく見かけます。
いろいろ仕組みも変わってきていますし、「システム化」や「マニュアル化」が進んで、一見「整ってきている」ようではありますが、職員ではなく、利用者(一般国民)にとっては、かえって複雑だったり、対応が画一的だったりするような気がします。
(と、
...今、抱えているお仕事にもちょっと関連して、感じた次第デス)