今日は、久しぶりに都内某所のアヤシイ建物(?)へ行って来ました。
(「トイレも自由に行けない」という、アノ建物です)
午後からの作業だったのですが、例によって厳しいセキュリティを通って、作業の部屋に入ると、お仕事相手のお兄さんが
「実はボク、4時から○○で会議が入ってしまいまして、3時すぎにはココを出ないといけないのですけれど...」
と、恐る恐るというカンジで切り出しました。
(ちなみに時刻は2時前)
「と、いうことは、今日は3時までと...?」
(またまた恐る恐る...)
「戻ってくることはやぶさかでは無いんですけれど...」
「戻ってこられるのは何時頃ですか?」
「4時からの会議で、たぶん1時間半程度だと思うので...6時半くらいには...」
「いいですよ。一人で作業していますから」
(その言葉を聞くと、イキナリ明るくなり)
「そーですか。大丈夫ですか~~!!」
それから小1時間作業をして、お出かけ前に一度休憩をして貰い、
(要はセキュリティエリアの外にあるトイレに行かせて貰うということで)
「では、ヨロシクお願いします!」
と、出て行きました。
お兄さんを送り出した時に思わず出た言葉は
「ちゃんと救出に来てくださいね!」
あとは、一人で部屋にお籠もりです。
作業に集中していたので、時計も見ずに没頭していたのですが、ふと時刻を確認すると午後6時半。
「そろそろ帰ってくるかな」
と思いながらも7時を過ぎ...。
(だんだん不安になり始め)
と、7時半前に、やっとお戻りになりました。
「遅くなってスミマセン!いやぁ、もしボクが帰ってこなかったら、ひでんかさん、朝までにミイラになっちゃってますねぇ~~」
(なぜか楽しそう?)
「一応、水分はありますけれど...」
(冗談では無く、ココへ来るときは密かにペットボトルを隠し持って行きます)
その後も作業を続けて、終わったのは10時前でした。
建物を出るとき、メインの入り口は閉まってしまい、エレベーターに乗って迷路のような通路を進み、やっとたどり着いたのは1階の守衛室(?)前の出入り口。
(夜のせいばかりではないと思いますが、なんか暗い、狭い...)
一瞬、
「私のような部外者で、どこかの部屋に入ったまま忘れ去られてミイラになり、この出入り口から人知れず外に運び出されて、東京湾に流される...」
という姿が思い浮かんでしまいました。
(...怖!)
結局、今日も午後3時から家に帰り着くまで(ギリギリ今日)トイレも行かず、
飲まず食わずで過ごしました。
このお仕事が終わるまで、ホントに生きていられるのでしょうか、私...。