ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

貫一お宮と金の茶室

2009-12-20 23:01:00 | ひでんかの「おでかけ日記」

熱海といえば「金色夜叉」(?)
「お宮の松」と「貫一・お宮の像」があることは昔から知っていましたが、実は今まで、一度も目の前まで行ったことがありませんでした。
会社員時代に何回か研修で訪れたときは、バスで研修会場まで往復してオシマイ。
海岸通りを車で通過したことも何回かありますが、「今のがお宮の松?」と車窓にチラっと眺めるだけでした。
ですので、今回は、ちゃんと確認することにしました。

こういうのを正に「足蹴にする」というのでしょうね。
09122001
「貫一・お宮の像」は、
「あ~れぇ~~」と、思わず口にしてしまいたくなるようなポーズ。
「お宮の松」は、なかなか枝ぶりの良い松でした。
(...でも、それだけデス。スミマセン

    ここは秘密基地?
09122002さて、熱海の海岸を後にして、帰り道は山を登って「MOA美術館」に寄り道です。
茶道をたしなむ身としては(恥ずかしながら、とりあえず看板は持ってマス)
一度は秀吉の「金の茶室」を見てみたいとずっと思っていました。
駐車場にワゴちゃんを停めて、建物の中へ。
「金の茶室」を見る前に、まずは、敷地の広さと美術館までの道のりにビックリです。
(「ココは何?」)

09122003そして「金の茶室」
確かに、豪華であり奇抜であり、「見せ物」としてはよろしいかと思いますが、ここで「お茶を点てる」というのは、千利休さまで無くてもいかがなものかと...。
(お茶を「美味しく飲む」ことは出来なそうですね)
企画展も、ちょうど茶道具の紹介で、利休の茶杓や茶碗・掛け軸などを見ることができました。

ひと通り展示を見終わると、ちょうど
「海の見えるロビー・コンサート」が始まるところでした。
アーティストは、なんと全員が、こちらの職員の方だそうです。
(ギターは課長さんだとか)
どの楽器担当の方もプロ並みで「職員」だと紹介されなければ、皆さん外部から招かれた演奏家だと思うに違いありません。
(これを「経費節減」というかどうか...)

09122004外は風が強く、熱海としては許されない(?)寒さなのですけれど、暖かなロビーから眺める海と空。
(大好きな大島も見えます)
形を変えて流れていく雲を眺めながら演奏を聴いていると、一時、全てのことを忘れることができました。

(そのまま忘れっぱなしにならないように...)

コメント
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