今日は、父の「抹消動脈」のカテーテル治療の日。
昨日、母が先生と会ったときは
「予定通りに実施します」
とのことでしたので、母と出かけていきました。
病室到着は午後1時。
既に父の姿は無く、
「13:30、B2カテ室へ」
と書いた紙が貼ってあったので、てっきり、もう行ってしまったのかと看護師さんに聞くと
「あ、今は透析です」
との答え。更に
「そのまま、直接行くのですか?」
と聞くと
「あーーー、今日のカテーテルは無くなりました」
「?????」
「あとで先生から説明があると思いますので、部屋でお待ちください」
とのこと。
1時間ほど待って、まず父が透析から帰って来ました。
病室がナースステーションの前に代わったので、看護師さん達の話が良く聞こえ、それによると透析の帰りに心電図も取ってきたようです。
(「取ってきた」のではなく、「ホルター心電図」というものを取るために、胸のあたりに何ヶ所も電極がつけられてコードだらけ~)
カテーテルが延期になったことを伝えても、わかっているのやら???
暫くして、先生がいらっしゃいました。
「今日のカテーテルが延期になったのは...ご存じ無かった?」
「ハイ(とーぜんデス!!)」
「実は、心臓の右の冠動脈が詰まっています。
今は左の動脈からなんとか血液を送って居るので、そのてめに先日の不整脈が起きました。
一応、簡易ペースメーカーで心臓の機能は安定したので、カテーテルをやるつもりでしたが、どうも肝臓の数値が良くなくて...」
(今度は肝臓?!?)
「心臓がきちんと動いていないせいで、今、肝臓が水浸しの状態です」
(肝臓が水浸し???あとで調べてみたところ、どうやら「肝臓がむくんでいる」ということらしい)
「この状態では、カテーテルで刺激を与えない方がよいということで、今日は取りやめになりました」
「今度の予定や治療の方法は?」
「循環器の先生とも相談して、今は、肝臓の状態を見ているところです。
肝臓の負担を減らすように、血液の流れがよくなる薬も今は止めています」
元気が無いながらも
「足が痛い」
とは言い続けているので、一応
「痛みがかなりあるようなのですが、痛み止めとかもダメですね」
「当然です。ツライでしょうが、今はガマンしていただくしかありません。
今後について何か決まりましたら、お知らせしますので」
と、言って先生は病室から出て行きました。
(同じ部屋に居たのですが、本人は、遅いお昼ご飯を食べるのに熱中していて、耳も遠いのでおそらく聞いてはいません)
心臓に今度は肝臓?!?
これは、もしかすると「多臓器不全」という状態に近いのでは...。
先行きが全く見えなくなりました。