昨晩、久しぶりに「オリンピックの聖火が消えるところ」をLIVEで見ました。
(LIVEとかいっても「8秒遅れ」でしたっけ?)
昔は「オリンピックの閉会式」はちゃんと”生中継”で見ていたのに
(子供の頃、いつも「早く寝なさい」といわれてたのに、「オリンピック」と「アポロの打ち上げ・月着陸」はテレビを見ていても良かったのでした...)
いつの頃からか、個別の競技中継しか見なくなってしまいました。
(なので、聖火の点火・消火は全くといって良いほど記憶にありません)
昨晩は、途中からですが、閉会式の中継を見てしまいました。
今日の報道では、
「長すぎた開会式(ですか?スミマセン。こちらは見ていなかったのでしりませんでした)と比べて、閉会式はコンパクトにまとまっていて良かった」
とのことでしたが、正直な私の感想は
「そこまでやらなくても...」
と。
開幕前から、国家の威信をかけた”意気込み”と、尋常では無い”気合い”の入れ方の度合いは充分感じていましたけれど、それを最後まで貫き通したところは天晴れ!というか、さすが三千年の歴史有り(!?)
20年以上前に訪れたことがある北京の町は、この大会で見た中継の町とは全く違いました。
いくら20年前とはいえ、大国家の首都とは思えないような寂れた感じがする、でも私には、そこに親しみが感じられる素朴な町でした。
夜の町の裏通りを散策した時に、あちらこちらに積まれていた”チンゲンサイの山”とか、”大きな鳥かごに入ったニワトリ”は、今はもう姿を消してしまったのでしょうね。
何が起ころうとも国家の本質は変わらないであろう中国なのに、力ずくで「近代オリンピック」を成功させた後この先どうなるのか...。
今年のオリンピックは、ただ単に
「スポーツを見て、楽しんで、感動する」
といったことだけでは済まない、いろいなコトを考えさせられる大会でした。
(とはいえ、やっぱり個々の競技からはたくさんの感動を貰うことができました。
選手の皆さん、お疲れ様でした)