元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

戦国自衛隊1979年版

2006年02月20日 | 映画レビュー
本日のBGM
ブラックモアズ・ナイト、ディープ・パープル

先日観た、TVドラマの戦国自衛隊が凄く面白かったので
1979年に公開された千葉真一、夏八木薫主演の方も
再度観てみました。僕が18歳ぐらいの時にTVでやってい
て面白かった印象がありましたが、27歳の今、観てみて
愕然としました。撮影技術の乏しさや、映像の古さは仕方
無いけど、ストーリーが面白くないし、強引でした。

これは単なるお馬鹿映画としか評せない酷さでした。
千葉が演じる伊庭義明が、長尾影虎と交流を重ね、一緒に
天下を取ろうと動き出しどんどんつまんない話になって
いきます。

映画とは言え、全くリアリティのない子供だましみたいな
演出満載の映画でした。戦隊ヒーローものを見ているく
らい退屈さを感じました。

先日、放送されたドラマ戦国自衛隊は、タイムスリップの
アイデアだけを抽出し、中身は格段に進化していました。
リメイクでは無く、主人公の人間性やストーリーも設定も
全く違いました。

この1979年版で良かった点は、当時のニューミュージック
がいい感じで流れていたぐらいです。また、薬師丸ひろ子が、
川中島の合戦の武田軍で、セリフも無く、登場から15秒ぐら
いで自衛隊を刺し、ピストルで撃たれるエキストラみたいなレア
な役柄だったのを観れたぐらいです。

今度は大ヒット映画だった、戦国自衛隊1549の方を観て
みたいです。これはハリウッド版の制作も決定しているので、
そちらも楽しみにしています。