元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

3年B組金八先生

2007年10月12日 | テレビ番組
僕は金八先生シリーズが大好きです。

過去の「金八先生」は全て見ましたが、その時代の
中学生、家庭、社会をリアルに映し出した作風で
考えさせられる事が多いです。

新シーズンがスタートしましたが、1話はなかなか
重く、深いテーマでした。

桜中学校の校長は「学校希望選択制」により桜中学
への入学者減少に危機を感じ、学校の評判ばかりを
気にして、進学率アップ、部活での活躍率アップで
頭がいっぱいで、人を育てるという原点を見失って
います。

偏差値、内申書、成績重視の世の中は子供達を苦し
め、親の期待に応えようと必死にもがき苦しむ姿に
は、僕も切なくなりました。

教育ママ&モンスターペアレント(学校や教師に対し
保護者が自己中心的な理不尽な要求を繰り返す。
教師や学校に圧力をかけ、それが原因で自殺した教師
もいる)が、自分の子供を優遇するように校長に
訴え、美術教師を別の学校に移す要求までするシーン
なんて、学校の教師は大変だなーとつくづく感じま
した。

また、成績が下がり家に居場所が無く、ネットカフェ
に寝泊りする少女の親に、子供の悲鳴を聞いてあげる
ように直訴した時、親はヒステリックに
「私たちが学校に何か迷惑をかけましたか?
この子は私が手塩にかけて可愛がって育てたのに、
親の期待にも応えず、中学に入ってからどんどん
おかしくなっちゃって・・・」と言う親に
金八先生が

「私はそんな事いっとるんじゃない」と、一喝。

「子供はね、親の見栄や世間体の為に生きとるんじゃ
ない。むしろ、その逆ですよ。親が子供の為に
見栄も外聞もかなぐり捨ててくれる事を
心の支えにして生きとるんです。
子供が苦しんでるんだったら話を聞いてあげて下さい。」
という金八先生の言葉が心に残りました。

3年B組では表ざったイジメは無いけど、闇サイトの掲示板
で3年B組の匿名の文句の言い合いが行われています。
非常に歪んでいる対人関係です。陰湿に悪口を書き込んで、
金八先生のセリフを借りると「ありゃ文章じゃないな。便所の
落書きだな。」って感じです。読む価値の無いような、匿名
での悪口の言い合いで、学校では闇サイトの話題すらしなく
クラスメイトで仲良くやっているなんて信じられません。


亀田大毅の笑劇ボクシング

2007年10月12日 | テレビ番組
僕はボクシングは興味が無いから普段は見ないけど、
亀田3兄弟の次男、大毅戦は興味をそそりました。

ヒール・ボクサーのキャラを演じているのか、
ボクシングではあまり見ないような対戦相手への
事前挑発が過激なので、ついつい注目してしまい
ます。

今回の対戦相手、WBC世界フライ級王者・内藤大助
に対しては「ゴキブリ野郎」「負けたら切腹する」
と言い放ち、余裕で勝てるように公言していました。

僕は残念ながら9Rから見たので、それまでの大毅の
戦いぶりは知りませんが、内藤大助は痛々しく目蓋
を切り流血していて、大毅は相当ヘバッていました。

ボクシングを普段見ないので、テクニック的な事は
分かりませんが、大毅は空振りが多く、内藤は
大毅のパンチを見事にかわし、ジワリジワリと
確かな攻撃をしている印象でした。

でも、両者互角的な印象だったので、判定になると
反則1の内藤がヤバイかな・・・と思い、問題の
12Rに突入しました。

まったりしたまま終わり、判定かな・・なんて思っ
ていると、大毅が内藤にタックルを食らわし倒した。
「え?ボクシングってパンチ以外にやっていいの?」
と思っていると、案の定反則の減点が出された。

すかさず、大毅が内藤を持ち上げ、床に叩きつけた。

「え?大毅は血迷ったか?一体何をしてんだろう?」

その後も、タックルや、すくい投げなど、ボクシング
の試合とは思えぬ大毅の暴走で試合終了。

当然、3対0の判定で内藤大助が防衛しました。

ボクシングが好きな人には亀田大毅の逆上暴走は
許しがたい事だと思いますが、僕には
「やっぱ、ヒールだな・・。」と、笑わせてもらい
ました。真剣勝負の場で、大毅が滅茶苦茶にした
茶番劇ぶりは面白かったです。

でも、あの大毅の表情とかを見ると、話題作りの
戦略とかでは無く、土壇場に追い込まれ歯止めが
利かなくなり感情のまま暴走した喧嘩格闘だった
のかもしれません。