元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

粉末焚黒黒砂糖

2007年10月16日 | 新波拉麺「虹」解体新書
僕は店を開店するまでは砂糖へのこだわりなん
て無く、一般的なグラニュー糖を使用していました。

でも、チャーシューの煮込みダレで、もっと深いコク
と考え出した頃から、白双糖や中双糖などのザラメを
試し、三温糖や糖氷砂も長いこと使っていました。

そして、チャーシューの作り方を根本から変え、
チャーシューの煮込みダレを廃止し、ラーメンの元ダレ
にチャーシューブロックを漬け込む古典的なラーメン
製法に変えました。

元ダレにも三温糖や氷砂糖を使用していましたが、黒
砂糖を使用してからは、普通の砂糖は当店の厨房から
消えました。三温糖、氷砂糖、白双糖、中双糖、
グラニュー糖などは甘いだけです。砂糖だから甘みを
加える作用だけでも不満はありませんが、黒砂糖は
違います。甘み以外に、渋み、苦味もあり、独特の
風味があります。

黒砂糖は砂糖でありながら、甘すぎません。サトウキビ
の絞り汁をそのまま固めてつくっているので、本当の
天然の旨みです。精製した砂糖は、サトウキビの甘み
成分以外は削ぎ落としてしまっていますが、黒砂糖は
サトウキビ本来の味のまんまです。

僕が知る限りでは、黒砂糖をラーメンの味付けに使用
している店はありませんが、今の当店にとって黒砂糖
は無くてはならない材料です。

酒蔵発酵みりん/株式会社喜多屋

2007年10月16日 | 新波拉麺「虹」解体新書
当店のラーメンの味つけに「みりん」は、ほんの少し
加える程度です。元ダレ量5リットルに対して、みり
ん量は大さじ5杯です。

だから、ラーメンの味に「みりん」は然程重要視していま
せんが、当店のチャーハンダレには「みりん」を大量に
使います。

チャーハンの味向上を目的に「みりん」の銘柄を変えまし
た。米100%で醸造した清酒を元に出来た、高級酒蔵
発酵みりんです。

様式美麺れいんぼ~餃子の新アイデア

2007年10月16日 | 新波拉麺「虹」解体新書
当店の餃子のタレは現在庫なくなり次第、新タイプ
に変更予定です。

今の餃子のタレは、林檎と魚介風味の融合型の斬新な
タレで、他店では決して味わえない独自的なフルーティ
タレですが、原点に立ち返る事にしました。

当店の餃子にタレなんて本当は必要ありません。

餃子自体にしっかり味つけをしているので、複雑な
味わいを加味する必要性がありません。

大抵の店の餃子は、餃子そのものには素材の味のみや、
薄い味付けなので餃子のタレが必要不可欠です。

でも、当店の餃子は「ラーメンスープ・煮こごり」
「ラーメン用元ダレ」「粉末炊黒黒砂糖」
「オイスターソース」「ナンプラー」「バルサミコ酢」
「ごま油」「洋コショウ」などで、しっかりと味付け
をしています。

だから、当店では唐津産の凄くいい塩「一の塩」を
使っているので、塩に付けて食べてもらおうかとも考え
ましたが、それではクレームの嵐に成りそうなので、
黒酢にしようかと思っています。

もう、色々入れずに、餃子のタレは黒酢のみです。

まだ、決定ではありません。

黒酢は凄くコクがある酢ですし、黒酢ならば見た目は
今までの餃子のタレと大差ありません。

当店の餃子は、ニンニクもニラも入れないスタイルで
他店との差別化を図ってきましたが、今度は餃子の
タレを使わないというプランを検討中です。

豚足をスープ材料に復帰させた理由

2007年10月16日 | 新波拉麺「虹」解体新書

以前書きました、豚足をラーメンスープに戻した記事
http://blog.goo.ne.jp/hideyuki5150/e/e0c0f3940af52fdd637369a19d760290
では、別の話に夢中になってしまい肝心な説明をしていなかったので
今回改めて説明をいたします。

皆さんもご存知のように、水と油は分離します。いくらかき混ぜても、
加熱しても、時間を置くと分離し、水の表面に油が浮きます。

同様に、ラーメンのスープ表面にも油が浮きます。このスープの油は
麺の表面に油をコーティングし喉越しのいいツルツルの麺にしたり、
スープの温度が下がりにくいよう油でスープにフタをしたり、スープに
コッテリさを出しインパクト&ボリュームを出すなど様々な
効果があります。

近年はラーメンスープで発生した油以外に、香味油を加え、嗅覚で
美味しさを演出する店も増えています。当店も、自家製鰹油を
ラーメンに加えています。

だから、ラーメンに油は必要不可欠ですが、どんぶりに注いで
ラーメンスープの表面に油が浮いた分離状態だけでは、スープそ
のもののトロミは薄いままです。

そこで、水と油を結びつけてくれるのが、コラーゲンです。言わずと
知れたコラーゲンの宝庫「豚足」をスープに加え煮込むと、コラーゲ
ンがゼラチン質に変わり水に溶けます。

ゼラチンは水と油を結びつける効果があり、スープにコクを出し、
まろやかなトロミを出します。

ここ数ヶ月はコラーゲン分を、鶏のモミジに頼っていましたが、もっと
スープの油分を、スープに溶かす為に、沢山の豚足を加える事に
しました。


坦々麺&麻婆春雨丼

2007年10月16日 | 唐津の大衆食名店
馴染の喫茶店で、アイスコーヒーやハーブティーや
ブレンドコーヒーやチョコレートケーキを食べながら
マスターと毎度ながらのまったりとしたお喋りをし
その後「ゆうな飯店」に行きました。

「坦々麺」と「麻婆春雨丼」を食べました。

以前食べた本格四川の坦々麺みたいな感じでした。
濃度が低いあっさり系スープに、香辛料各種で
自家製したと思われるラー油と、大量のすりゴマ
が香ばしさを醸し出していました。風味が良く
辛さも程よく、麺がバリカタで、僕の好きな
系統でした。

麻婆春雨丼は、麻婆豆腐の豆腐変わりに春雨を
入れ、御飯にかけた物でした。シャキシャキとし
た、大きく切ったネギがアクセントになって
スルスル入る一品でした。

坦々麺と麻婆春雨丼は、共に辛くて相性が良い
組み合わせでした。

後、半月で唐津くんち

2007年10月16日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
今日、理髪店に行ったら
「今日は忙しかったですよ。やっぱり、唐津くんちに
身だしなみを整えようって人が多いんでしょうね。
曳き子とかは特にバッチリ髪型も決めて曳きたい
でしょうから・・・。多分、唐津くんち終わるまで
うちは毎日忙しいですよ」
との事でした。

スーパーでは「立山囃子」がガンガン流れて、鉢盛り・
くんち料理予約受付中の張り紙が貼ってあります。

今年も、徐々に唐津くんちモードに突入しつつあり
ますね。当店は特に唐津くんちのイベントは無く、
平日通りの営業ですが、大手口界隈に繰り出す観客
や曳き子の方々は大いに楽しんで下さい。

唐津で初めてピザを出した店

2007年10月16日 | 唐津の大衆食名店
西唐津駅の隣「リキ・ハウス」に行ってきました。

当店の常連さんのブログに「リキ・ハウス」の
「バナナ・シェイク」の画像が載っていて、かな
り美味しそうだったので、今日注文しました。

「リキ・ハウス」は唐津市のピザ発祥店でありなが
ら、まだ注文した事が無かったのでミックス・ピザ
を注文しました。

今まで食べたピザで一番美味しかったです。外資系
の宅配ピザぐらいしか食べた事が無かったけど、ピザ
がこんなにまで美味しいと今日初めて知りました。

バナナシェイクは、ミルクセーキみたいな感じで、
クラッシュ氷、牛乳、バナナ、卵、砂糖をジューサーに
かけた物だと思います。素朴な味わいで、ピザとの相性
もバッチリです。

女店主も気さくで、明るく店の雰囲気をよくしています。
時折、ベタベタの唐津弁が混ざった言葉も味があっていい
です。

また、近いうちにピザを食べに行きたいです。