元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

無農薬・有機栽培の玉ねぎ

2007年10月14日 | 新波拉麺「虹」解体新書
当店は先月からラーメンの薬味を玉ねぎの微塵切りに
変えました。最初の数日は普通の玉ねぎを使用して
いましたが、生で使用する薬味ゆえ、いい物が使いた
くて、今使用している無農薬・有機栽培の玉ねぎを
採用しました。

今は薬味以外に、スープ材料に使う玉ねぎも無農薬・有機
栽培玉ねぎに変えました。今後は、香味油、手作り餃子の
材料にも、無農薬・有機栽培の玉ねぎを使います。

当店で使用している無農薬・有機栽培玉ねぎは
「水溶性キトサン栽培」で、「C&Gボカシ肥料」を使用して
います。

要するに、雑草、たい肥、生ゴミ、食品廃棄物などを肥料に
し、昆虫やミミズが健康的に過ごす土で育った「玉ネギ」です。

野菜の姿形や生産性優先の農業により、発ガン性がある
残留農薬や、野菜の栄養価の低下などが問題視されてい
ます。でも、健康被害、栄養価だけではなく、無農薬・
有機栽培の玉ねぎは、従来の玉ねぎと全く味が違います。
生でもやさしい甘みあり、普通の玉ねぎの独特の嫌な香り
イガイガしさがありません。

化学肥料や農薬の使用をさける事で、土壌がもともともっ
ている生産力を発揮させ、環境への負荷をできるかぎ
り低減した栽培管理方法で作られています。

種まきや苗の植えつけからその収穫までの間、農薬を使用
しない栽培方法で作られた「玉ねぎ」です。

今まで3年間、何となく清涼感とシャキシャキした食感
だけで「所詮薬味だから」と深く考えず、平凡な白ネギを
使用し続けていたのが恥ずかしいです。

薬味ひとつとっても、ラーメンは深いと改めて考えさせら
れました。

新波拉麺「虹」解体新書とは?

2007年10月14日 | 新波拉麺「虹」解体新書
当ブログで新カテゴリー「新波拉麺「虹」解体新書」
というのをはじめます。

「新波拉麺「虹」解体新書」の読み方は、
ニューウェーブ・ラーメン・れいんぼ~・かいたいし
んしょです。

当店は調理法や、材料などを変える事が多く、今まで
8割ぐらいはお客様に報告せず、たまに「れいんぼ~情報」
に書く程度でした。

今後は、この「新波拉麺「虹」解体新書」にて公表したい
と思います。でも、分量や、細かい手順は説明がややこし
くなりますし、企業秘密の部分もありますので、一般の
人に分かりやすい範囲内での公表になります。

僕は製法や味を変える事が目的ではなく、より美味しくな
ると思える時に変えています。変化ではなく、改良と受け
止めて頂けたら幸いです。

僕がラーメン屋に携わる限り、ずっと改良は続くと思い
ます。物作りは、怠けようと思えば、どれだけでも怠け
られます。しかし、極めようと思えば、どれだけ技を
磨いても到達できない世界です。「これでいい」と納得
した時点で職人の限界点だと思うので、僕は永遠に
納得出来ないハングリーさでゴールの無い道を歩み
続けていきたいです。

今週はジーノばっかり・・・

2007年10月14日 | 今週聴きまくったCD
今週は寝ても覚めても「ジーノ」を中心に聴いていました。

先週、「ジーノ」を選曲し、僕だけのベスト盤CD-Rを作り
ましたが、10回以上聴くうちにどうも選曲、曲順に満足
出来ず、数日前に再び選曲し直しCD-Rに焼きました。
先週焼いたCD-Rよりもバラード色を強めた事もあり、寝な
がらや、読書をしながら聴くのに最適です。

ZENO動画


今週聴きまくったCD

■ジーノ/ジーノ

■ジーノ/ジーノロジー

■ジーノ/リッスン・トゥ・ザ・ライト

■ジーノ/ジーノロジー2

■ジーノ/ランウェイ・トゥ・ザ・ゴッズ

■ジーノ/僕選曲のベスト

■ジュリアン・ブリームス/バッハ・リサイタル

■アンセム/セブン・ヒルズ

■パンテラ/悩殺

■ハロウィン/守護神殿

■ジョー・リン・ターナー/スラム

■ジョー・リン・ターナー/TLT

■グレン・ヒューズ/ソング・イン・ザ・キー・
          オブ・ロック

■ヴァン・ヘイレン/ベスト

ナイロン製ピック  ハルコ/FLEX75

2007年10月14日 | 音楽・楽器
当店の常連さんからギターピックを頂きました。
呉服町の「みきや楽器店」で取り寄せたという
ジミー・ペイジが使用している「HERCO」ってい
うメーカーのナイロン製ピックFLEX75です。

僕はギターを初めて1年間ぐらいは色々なピック
を使っていましたが、ポール・ギルバート・モデル
の小さいピックに出会ってからはポール・ギルバート
モデルをメインに使っていました。でも、僕の強烈な
ピッキングにポール・ギルバート・モデルは耐え切れ
ず1枚の寿命が短かったです。

そのポール・ギルバート・モデルと同じぐらいのサイズ
で滅茶苦茶硬いピック、ダンロップと出会ってからは
ダンロップを今もずっとメインで使用しています。

特にダンロップのジャズⅢは先端が尖っていて、シャー
プで正確なピッキングが出来、速弾きを多用する僕の
強い味方です。

僕は「おにぎり型」「ティアドロップ型」「ホームベース型」
のピックでは指にフィットせず、ダンロップ・サイズがピッタ
リ指に収まります。今まで意識していませんでしたが、僕は
ピックの先端を3~4mm出す握り方をしています。要はゲー
ジにピックが当たるギリギリの所を握り、ゲージにピックが
斜めに入るストロークをしています。だから、通常のティア
ドロップ型でソフトピックだと速く演奏出来ないので、長年
使わないようにしていました。また、ジャズⅢだとピッキング
ハーモニクスが簡単に出せます。

でも、お客様から頂いたピックは、かなりソフトで、ルナシー
モデルぐらい軟らかいピックです。そして、ティアドロップ型
です。フェンダーの1.45mmぐらいのヘヴィハードなピック
は何枚か持っていますが、これほど軟らかなティアドロップは
初めてです。

ジミー・ペイジの独特のサウンドは、軟らかいナイロンも大きく
影響していると思います。実際に弾いてみると、ダンロップ・ジャ
ズⅢで難なく演奏できる曲が、ハルコのピックでは急に難易度が
増します。ピックがゲージに引っ掛かる感覚で、滑らかな演奏
が出来ません。右手のピッキングがかすかに遅れ、左手との
タイミングが合いませんでした。

今までダンロップ・ジャズⅢが弾きやすいがゆえ、右手のテクニック
については何にも考えずに長年弾いていましたが、ピック1つ
変わっただけで僕の演奏がガタガタになる現状を知れた意味でも
ハルコのピックは僕に練習意欲をかり立たせてくれました。