松本人志は「頑張ってください」という声援を嫌っています。
松本人志曰く「お前に言われんかて頑張っとるは。少なくとも
お前の百倍はがんばっとる。人にガンバレとか上から言える立場か
考えろ」と、テレビで公言していました。
こういった、ひねくれた言動は松本人志に限った話ではありません。
素直に賛辞、ねぎらいの言葉などを受け入れない人がチラホラいます。
「おめでとう」「凄いよ」「がんばったね」「ごくろうさん」とか
言われたら、「ありがとう」と感謝すればお互いに気持ちいいです。
それを、わさわざ歪めて受け取り、ケンカ口調になる人には困った
もんです。なぜ、わざわざ互いに気分が悪くなる返事しかできない
のでしょうか?
ある演歌歌手が「ファンから「歌が上手いですね」と当たり前の
事を言われると腹がたつ。歌が上手いから歌手よ」と言ってい
ました。ファンの素直な意見を何で喜べないのでしょう。
ぼくの経験談から書きます。
友人が検定試験に合格したので、僕は「おめでとう」と言うと、
友人は「お前に言われたないは。何の成果も出していないお前に、
おめでとうなんか言う資格あんのか」と、言われ、僕はキョトンと、
しました。
また、ある飲食店で食後「とてもおいしかったです」と、
店主に言うと、 店主は「当然でしょ。これで金もらっている
んだから旨いもん作って当たり前でしょ」と、 言われました。
飲食店は「おいしい」と言われたくて商売遣っていて、
そんな言い方はありません。お客さんに感謝の気持ちが無く、
思い上がっているから、無愛想なそんな受け答えになるので
しょう。 そんな店主は頑固一徹でも職人気質でもなく、
ただの欠如した人です。
そんな店で「マズイ」とかクレームつけようものなら
「あんたの舌がおかしい。もう二度とくんな」と追い返して
しまうイターい店でしょう。
謙遜の文化が崩壊しつつあり、傲慢な人が急増していているん
ですね。