ハイキングの楽しみは、そこに咲く花々を愛でながら
ゆっくりと歩くこと、
上高地を訪れるのは4回目ですが、春は初めてだったので、
たくさんのお花に出会うことが出来ました。
なかでも、ニリンソウの多さにはビックリ…。
沢や湿地帯が多いので、住処として最適なのでしょうね。
ニリンソウ
(二輪草/キンボウゲ科)
ピンクのニリンソウも咲いていました。
ニリンソウの群生
オオバキスミレ
(大葉黄菫/スミレ科)
フッキソウ
(富貴草/ツゲ科)
?
タチツボスミレ
(立壷菫/スミレ科)
ベニバナイチヤクソウ(蕾)
(紅花一薬草/ツツジ科)
シロバナエンレイソウ
(白花延齢草/ユリ科)
タンポポ
(蒲公英/キク科)
ミヤマハタザオ
(深山旗竿/アブラナ科)
立ち入ることのできない川の辺に咲いていたのでズームで撮影。
セリ科の植物の様な気がするのですが、名前は分りません。
オオカメノキ(ムシカリ)
(大亀の木/ガマズミ科科)
ハシリドコロ
(走野老/ユリ科)
ユキザサ(蕾)
(雪笹/ユリ科)
ネコノメソウ
(猫の目草/ユキノシタ科)
サンカヨウ
(山荷葉/メギ科)
上高地には湿地帯が多いので、水芭蕉が咲いているかもしれないと
ひそかに期待しながら歩いたのですが、咲いていませんでした。
観光客を呼び込むために
水芭蕉を植えることもできると思うのですが、それをせず、
手つかずの自然を残しているところが、
上高地の良さなのだと、改めて認識しました。
鳥
鳴き声はたくさん聞きましたが、姿を見たのは…。
キビタキ
↑ マガモ(オス)↓
猿の楽園
ニリンソウの葉を美味しそうに食べる猿
(息子の写真を拝借)
石のかけらを舐める猿
猿が石のかけらを舐めているのはなぜなのだろうと思い、
ネットで検索してみると
想像通り、ミネラルを補給、腸の状態を改善するため、
あるいは単に舌ざわりを楽しんでいるだけかもしれないと推測する。
と書かれていました。
しかし、本当の理由は分からないとのことでした。
猿は石を割って、ミネラル補給などの為に
舐めるだけでなく、人類と同様、石器として
使っていた可能性があるかもしれませんね。
仲睦まじい子猿の兄弟
上高地②でも猿がニリンソウの葉っぱを美味しそうに
食べている写真を一枚載せましたが、
今回の上高地で一番の癒しとなり、思い出となったのが
お猿さんとの出会いでした。
地方によっては人に危害を加える猿がいるそうですが、
上高地では、自然の中に食べ物が十分にあり、
人慣れし、人間は怖くない存在だと思っているので、
のびやかに生活できているのかもしれません。
林道では堂々と私の前を歩いていたし、河童橋近くの
建物の塀の上にもいたので、それには少しびっくりしました。
制作ウラ話のサイトで魚を捕まえて食べる猿がいると
知ったことも驚きでした(´。✪ω✪。 ` )
昨年6月25日(日)にNHKで放送された『ダーウィンが来た』での
制作ウラ話のサイトがあったのでリンクしました。