曽於市での仕事の帰りに松山に立ち寄りました
松山新橋の馬場
堂々たる構えの武家門がのこっています
生垣との組合せが見事な石垣
馬場の脇に綺麗な生垣の続く小路があった
低い石垣、生垣の上に武家門
石柱の門
郵便局近くの角に立つ「馬場の庚申塔」
子供の百日咳、麻疹等が流行った時、庚申塔に赤いよだれかけをかけてそれらの病気にかからないように祈ったそうだ。明治初めの廃仏毀釈のときには、顔などが壊されて川に捨てられていたものを後に拾い上げてこの場所にまつったという。
松山支所の背後の松山城址に登ってみた。松山の市街地を眺めることができる
松山はKKB「ふるさとCM大賞」に出てくる手作りの松山城が頭に浮かぶ。
平成元年より町興しの一環として「大隅の國やっちく松山藩」を開き、毎年、秋に「やっちく松山藩-秋の陣祭り」を開催している。やっちくとは地元特産の野菜と畜産、それとやる気(鹿児島の方言でやっつける、やろう、やりとげる)をかけたものらしい。
松山は、新橋の近くに馬場や西馬場の地名が残る。そちらにも麓の面影が残るかも知れない。
夕刻迫る時間帯だったので松山を後にして鹿屋市街地を通り、垂水フェリーで戻った。