古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

四国一周 車中泊の旅 No.2

2020年01月05日 | 旅行・車中泊
 四国一周の車中泊ツアー、2日目は「道の駅藍ランドうだつ」にて7時過ぎに起床。まずはワンコに朝ご飯をあげてそのままトイレのための散歩に出かけました。駐車場の裏手からうだつの町並みに入ることができるので、早朝の誰もいない町並みをワンコと一緒に歩きました。その後、車に戻って着替え、歯磨き、トイレを済ませて、もう一度奥さんと一緒に町並みを散策しました。なかなか風情がある町です。倉敷や近江八幡に引けを取らない観光ポイントだと思いましたが、60年近く生きてきて、この徳島にこんないい所があるなんて全く知りませんでした。すぐそばには雄大な吉野川が流れていて、この堤防を歩くだけでも清々しい気持ちになりました。今回の想定ルートに沿って車中泊ポイントや観光ポイントを事前に調べたときにこの地を発見したのですが、ここに来ようと決めていたわけではなく、時間があれば見学しようと思っていた程度なので、偶然といっても過言ではありません。でも、結果的に気持ちのよい時間を過ごすことができました。

吉野川の堤防から見る道の駅。


町並みの裏側。

現在の吉野川の堤防ができるまでは大雨のあとなどはこの石垣の高さまで水位があがったそうです。

朝が早いので誰もいない町並み。


現役のボンカレーの看板。


向うに吉野川の堤防が見えます。












吉野川の雄大な景色。




 朝ご飯は近くのマクドナルドで済ませ、9時頃に出発しました。とにかく西に向かってできるだけ進もうと思う一方で、少しくらい寄り道も、と思って事前に調べていた「加茂の大クス」というところをナビにセットしてスタートしました。ところがなかなか到達することができず、その前に「名勝・天然記念物 美濃田の淵」という標識が見えたので、急きょそちらに向かうことにしました。加茂の大クスはどうやらナビの設定ミスで、すでに行き過ぎていたようです。「美濃田の淵」は吉野川の渓流にある何とものんびりした景勝地でした。ワンコを連れて1時間ほど散策、ここでも心地よい時間を過ごしました。




隆起する四国山地の「青石」が侵食を受けて形成されたとあります。本当に青い石でした。







 さあ、ここから四国中央市、新居浜市、西条市、東温市、松山市をすべて素通りして伊予市まで一気に走りました。そうそう、途中の農協でミカンを買いました。その後、愛媛のおいしいご飯を食べようとロードサイドの飲食店を探しながら走ったものの、残念ながらいい所を見つけることができず、空腹感が増してきました。
 ずっと山の中を走ってきたため、眼前に伊予灘が広がった時にはなんだかワクワクした気分になりました。伊予灘に面した国道378号線、通称「夕焼け小焼けライン」はたいへん走りやすい道です。「ふたみシーサイド公園」の看板が見えたので入りました。ここは「道の駅ふたみ」を併設する夕焼け絶景スポットのようです。天気が良ければ夕陽がきれいに見えるのでしょうが、冬至を過ぎたばかりの今の時期、太陽は海に沈むのではなく海岸線の内側、つまり陸地ぎりぎりに沈むようなので、仮に晴れていても残念なことだったようです。





冬至の日は一番左側の線の先に陽が沈むそうです。




 一枚130円の名物じゃこ天で少しだけお腹をごまかしましたが、時刻は16時少し前、ワンコにご飯をあげて出発しました。できればこの日のうちに佐田岬の灯台を見ておきたかったのですがあきらめました。そして、2泊3日では無理かもしれないと思い始めたのです。

 さて、次は必ず寄ろうと思っていたインスタスポットのJR下灘駅。到着すると予想以上の人だかり。それもそのはず、もうすぐ電車が来るという絶妙の時間でした。これはラッキー。しかも、駅前の駐車場は偶然にも一台分の空きがありました。ワンコを連れて降りると係の人から「ワンちゃんはダメです」と言われてしまいました。よく考えれば駅の中です。そりゃそうだ。電車を待ち構える人に混じって必死に写真を撮りました。意外にもここから電車に乗る人の多いこと。この人たちは電車でやってきたのでしょうか。それとも車を置いているので戻ってくるのでしょうか。







 ここまで走ってくると食事処はなさそうです。時間も時間だったので、佐田岬の根元、伊方町にある「健康交流施設 亀ケ池温泉」で食事、入浴、車中泊の三点セットの実行を決めました。レストランがすいているうちにと思って、まず食事をすることにしました。瀬戸御前1,380円と佐田岬の海鮮丼1,410円、合計2,790円。ここも魚が新鮮で美味しかったです。食事を済ませてから温泉に浸かりました。料金は大人600円です。いいお湯でした。
 風呂上がりの湯冷ましを兼ねて売店をウロウロ。車で走っていても感じたのですが、思っていた以上に四国はミカンですね。「愛媛マドンナ」とか「紅マドンナ」というミカンの品種をこの売店で初めて知りました。見た目がすごい美味しそうなので買おうかなと思ったのだけど少し高いので見送りました。
 この温泉の駐車場は車中泊がOKで、受付で車中泊をしたい旨を伝えるとトイレの場所など親切に教えていただけました。この日はグランメゾン東京の最終回だったので車中でテレビを観てから就寝しました。とても広い駐車場なので周囲の音などは気にならず、朝までぐっすり眠ることができました。




車中泊で巡る 道の駅攻略ガイド (ヤエスメディアムック613)
浅井佑一,浅井佑一
八重洲出版



ロードマップ『道の駅 旅案内 全国地図 平成30年度版』
道路整備促進期成同盟会全国協議会,ゼンリン
ゼンリン


コメント
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