日向で雪遊び

WTRPGやFGOなどのゲーム。
園芸や散策した場所の紹介、他に飲食のレビューなど雑多なブログです

異国迷路のクロワーゼ 第一話

2011年07月08日 | 異国迷路のクロワーゼ(終了)
フランスの下町商店街:「ギャルリ・ド・ロア」の一画にある鉄工芸店:「アンセーニュ・ド・ロア」に、日本の湯音(ユネ)という少女が奉公する、というのが大雑把なあらすじ。

原作も目を通してますが、アニメも背景の気合の入れようが半端ないです。
コミックの表紙を見れば分かりますが、やたら背景に気を入れてる作品なんですよね。
此処までのはかなり珍しい気もします。

それはそれとして、第一話の感想を。
まずは舞台に登場人物にと、大雑把なその紹介といったところ。
メインは、日本から奉公しに来た看板娘の湯音。その湯音を連れてきたオスカーお爺さん。
そしてアンセーニュ・ド・ロアの現主人で、職人のクロードと、この三人ですね。

お辞儀や土下座など、見たこともない習慣に戸惑うクロード。
実際、いきなりされたら無理もないところ。


そんなこんなでギャルリ・ド・ロアでの新生活が始まりました。
せっせと働く湯音を見て、何所か感じいるクロード。しかし、直したばかりの看板がうっかり壊れてしまうことに。
大慌てで頭を下げる湯音ですが、クロードは咎めはしても、強く怒ることはせず。
ただし、日本に帰った方がいいかもなと、かなり辛辣ですが。
クロードは、壊れたそれを黙々と再度直すことにあいなりました。

とはいえ、湯音もそれだけではいかず。手持ちの着物を差し出し、せめてものお詫びと売ってもらうことに。
仕方ないなといった感じでしょうか。流石にこんなことされては断れませんね。

ただしそれは形見の品、クロードも知らなかったとはいえショックなのは道理。
慌てて戻してもらおうとするも、それは看板=信用に関わると。それを失うことは一番嫌だと、他ならぬ本人に止められました。
その行動力の元は、主であるクロードや、このギャルリと家族になりたいから、と。

大雑把とは言えここで初めて話すことが出来ることを知り、それに頭を下げて謝る彼女に、寧ろ謝るのは自分だと逆に頭を下げるクロード。
そしていつか、売った値段より何倍でも取り戻すと誓い、信頼の寄せれる人物かどうか見届けてほしいと願いました。
慣れない異国の習慣に合わせるのって結構度胸がいるもので、特に初見で奴隷の様なと言ってたものをするのは相当な事なんじゃないかと。
この辺、男前ですね。

その上で、大切なものは捨てるなと二人は約束することに。

すったもんだで第一話から重い感じですが、なんとかやっていけそうな感じでしょうか。
二人のやり取りを、壁際から見守るオスカーが結構印象的。

また、湯音がフランス語を喋れるのを見て、渡した絵本はいらないのでは?といいだすも、先の約束でがっちりキープ(ぁ)
なりは小さいながらも非常に頑固一途な性格で、ぐぅの音もでないクロードなのでした。まる。



最後に、アニメ化での大雑把な感想を。
原作同様、背景に気を入れており、声優さんのチョイスも申し分なく。
異国であるフランスの雰囲気はよく出ているかと。
そしてやはり和服はいいものです(オイ)

ただ、原作の柔らかいタッチは流石に出せませんか。
シロクロの漫画と違い、着色やテレビ映えのする描き方も入ってくるだけに、そこら辺の差異は仕方のないところですね。

何にせよ、第一話としてはまずまずな具合だっただけに、今後も期待ですよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする