園芸関連ですと決まって出るのが害虫です。
例えば、これがプランター類の野菜ならネットを掛ければいいかもしれません。
ですが、観賞用の植物ではどうでしょう?
果たして、ネットを掛けたいものでしょうか?
●ゾウムシ●
そんなわけで、「ゾウムシ」が最近の厄介害虫です。
ゾウムシは小指の爪よりも小さな体長で、甲虫類の一種。
知名度ではオリーブに付くのが特に有名でしょうか?
このゾウムシ、葉っぱならがりがり食べます。
紫蘇みたいな柔らかいものや、マルツゲみたいに固い物までがりがりがりがり。
そんなわけで、我が家のケンブリッジ・スカーレットがボロボロ。
オ・ノーレ!
食痕に特徴があり、葉の外側から削っていくように食べます。
お陰で景観が非常に残念なことに。
また、放ってくと他の植物に行く可能性も高く、見つけたら即捕殺が推奨。
動きが鈍く、毒とか持っていないのが不幸中の幸いでしょうかねぇ。
地道にやるしかなさそうです。むむむ・・・。
●チャドクガ●
今日、一通り駆除してきました。
出来ればもう見たくない、れっきとした毒虫です。
卵、幼虫、成虫と全てに毒があり。
加えて、卵の殻にも毒の置き土産と、徹底されたトラップが酷い。
時期的には春と秋の年2回。
主に椿を好み、数十匹がまとまって発生。子供は近づけさせたくないですね。
・毒の対処法
毒の特徴は強い痒み。
その痒みに耐えかねて患部をひっかき、その手で別の場所に触れて毒針が伝播、なんていうのがお決まりのパターン。
針自体は目に見えないのが地味に厭らしいんですよ。
仮にチャドクガに触れた場合、ガムテープなどを患部に貼り、これを剥がして針を取るのが肝要です。
テープの使いまわしはそれこそNGなのでご注意を。
あとは薬局にある薬か、もしくは皮膚科で対処するのが無難でしょうか。
◇発生させないためには
1、理想としては卵の時点で駆除。
卵は茶色のもふもふとした毛に覆われているのが特徴。
発生前の冬の時期に、葉の裏や木の幹を見て、処分するのが理想。
2、発生先の植物の剪定を定期的に行い、風通しを良くする。
これだけで幾分防げます。勿論、完全ではないので、過信は禁物。
▽駆除時の注意
服装は長袖長ズボン、手袋。出来ればマスクもあると理想。
とにかく肌を出さなければOK。大丈夫と高をくくっての、痒み地獄は避けましょう。
ビニール袋を葉や枝の下に用意して、葉っぱごとまとめてぽいすると楽です。
とまあ、最近の害虫事情でした。
園芸はこういうことがあるので、その辺に気を付けて楽しみたいものですね。
ではでは。
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