goo

2011 秋 特別拝観中心の観光案2(11/3、11/5、11/6編)

それぞれの期間での特別拝観を中心に、日程案を組んでみました。

地下鉄烏丸線で京都駅~今出川駅
冷泉家(11/3~11/6)
相国寺(法堂、開山堂、浴室)  (9/15~12/8)
京都御所 一般参観(10/31~11/6)
→地下鉄烏丸線で今出川駅~丸太町駅(無論可能なら御所の宜秋門から丸太町まで歩いてもOK)
丸太町 十二段家でお茶漬けのセット
拾翠亭
有栖川宮旧邸(10/31~11/6)

→市バス202系統で烏丸丸太町~河原町丸太町(ココも下立売御門から清和院御門まで歩いてもOK)
新島旧邸(10/31~11/6)→廬山寺(10/28~11/6)
→清浄華院(11/3のみ 10/28~11/4)
→市バス202系統で河原町丸太町~烏丸丸太町。
→地下鉄烏丸線で丸太町駅~京都駅

かなり守備的な日程です。
もう少し攻めるなら、冷泉家の前に「三時知恩寺」を入れたり、有栖川宮旧邸の後に冒険をして、妙法院門跡や、11/3なら真如院に行ってみることも出来そうです。

この日程の一部をベースに「ココを追加したい」などの質問があれば、遠慮なくコメントで質問してください。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

岩倉実相院2 拝観(岩倉散策2)


写真は、春の書院庭園

“床もみじ”で、紅葉が有名です。

通常拝観
表門を入って、拝観料500円を納めます。
建物は客殿のみですが、結構大きいです。
入ってすぐ右手の七仙人の間に進みます。
ここの襖絵は京狩野4代目、狩野永敬の群仙図です。

さらに客殿に入り、真っ直ぐ進んだ奥には書院がありますが、通常は非公開です。
客殿に入って右手に曲がった間には不動明王像がお祀りされており、ここの襖絵も狩野永敬の花鳥図です。

さらに奥に進むと、床もみじが見える部屋に来ます。
襖絵は琴棋書画図です。

この奥が滝の間で、外のもみじがこの部屋の床に反射します。
“床もみじ”はもちろん有名ですが、初夏(5月、6月)頃の新緑も床に映り、これを「床緑(ゆかみどり)」といい、こちらも非常にきれいでした。
しかし室内で渋滞が生じると危険なためでしょう、撮影は禁止です。
しつこく注意してあります。
人がないようでも、左手情報にカメラがありマイクで注意されます(笑)。

滝の間の右手には上段の間がありますが、通常は閉まっています。
滝の間の右手は、波の間。
襖絵は山水図。
さらに右手は鶴の間で、襖絵は群鶴図です。
この鶴の間に面して客殿の前庭があります。
枯山水庭園で、春は右手の紅枝垂れ桜、秋は左手の紅葉がきれいです。

また客殿と書院との間には、池泉式庭園があります。
秋は苔の緑と紅葉のハーモニーです。

特別拝観
上段の間
通常は滝の間の「床もみじ」を観るため、庭側の襖は開いています。
しかし冬の一時期、こちらを閉めて滝の間に入り左手の上段の間を拝見出来る時がありました。
上段の間の襖絵は帝鑑図です。
この庭側の襖を閉めると滝が描かれているのがしっかり見え、滝の間の由来がよく分かります。

書院
2012年当時は毎月10日間ぐらいやっており、拝観料は600円でした。
しかし最近は全く公開がなかったのですが、2024年2月からのOtonamiでの「京都 実相院門跡 皇室ゆかりの寺院で非公開エリアを執事と巡る特別拝観ツアー −行座・喫茶付き− 」にてこちらで行座と呈茶がありました。
客殿奥の廊下を進み、右手の縁からまずは茶室に入ります。
4畳半の小間で、床柱の竹が印象的です。
この奥に6畳の二の間と8畳の一の間が並んでいます。
一の間には2畳の上段の間があり、床の間には後水尾天皇の御親筆の「忍」の書があります。




コメント ( 1 ) | Trackback ( )

An.さま 10/23 2日目の予定の総括

お返事が遅れてすいません。
超ドデカイのを用意したのでお許しを。

大体「高台寺」→「建仁寺」→「大徳寺」→「西本願寺」(最初AMにされたので、驚きました(笑))で決まったようですね。

では順次このルートを辿ってみます。

8:30頃、車で出町柳→今出川通を東へ→百萬遍で右折し東大路通を南下→祇園、東山安井を過ぎて鳥居のある高台寺南門通へ左折→直進した左手に高台寺の駐車場があります。
9:00 高台寺(建仁寺が10:00からなので高台寺が先)
9:40頃 徒歩で高台寺を台所坂から出て左折し、石塀小路へ右折。
石塀小路の1→2→4と進み、5の安井北門通へ左折。
ひたすら直進した突き当り左が建仁寺。

10:00 建仁寺(京都五山の第3位) 
方丈は工事中。法堂の雲龍図は、2002年小泉淳作で新しくきれいです。
鎌倉の建長寺 法堂(10/13に僕が行くヤツです)も同じ作者ですが、建仁寺は双龍図です。
帰りも安井北門通を戻りますが、時間があれば途中の右手に“安井金比羅宮”があります。
切りたい悪縁があればおすすめです(笑)。

帰りの石塀小路は、6→3→7と行っても面白いでしょう。

11:00頃(遅くとも11:30)に高台寺を出発。
高台寺南門通から東大路通へ右折→ひたすら直進し高野の交差点で北大路通へ左折→北大路堀川を越えて、大徳寺前交差点で旧大宮通へ右折、総門を越えた左手に大徳寺の駐車場。

紫野和久傳ならここで昼食(高台寺付近で早目の昼食でもOK)

12:00頃 本坊高桐院黄梅院 
本坊 法堂の雲龍図は、狩野探幽の作なのでグッと古くなります。
龍の指の数を建仁寺と比べてみて下さい。

多分ここで1時間30分から2時間はかかると思われます。
万一時間が押したら、塔頭は2つにした方がいいでしょう。
その可能性も考慮して、塔頭は行きたいところから行くべきでしょう。
遅くとも14:00には出発(出来たら13:50)。

旧大宮通から北大路通へ左折→堀川通へ右折→直進し堀川五条で五条通へ右折→すぐに大宮通へ左折(堀川五条を右折したら、すぐに左車線に寄っておくべきです)→大宮花屋町で花屋町通へ左折→やがて左手に西本願寺の駐車場があります(北から来ると堀川通から花屋町通へ左折出来ません)。

14:30 西本願寺 書院・飛雲閣参観
15:30 予約拝観終了後に、御影堂、阿弥陀堂、唐門を拝観。
16:00過ぎに帰路へ。

もしお帰りが京都南ICの場合(仮に東方面でも京都東ICは無謀でしょう)、
西本願寺の駐車場を出て右折し、大宮花屋町を大宮通へ左折→高架の上を通りJRを跨ぎます→東寺のある九条大宮を右折→国道1号線へ左折
そのまま直進すれば京都南IC ・・・ですが、日曜日の夕方は国道1号線が大渋滞の可能性があります。

その場合の裏道も。
国道1号線を南下し十条通まで来て渋滞がひどければ、十条通へ右折→西大路十条で本道は右へ行きますが、ここを左折し御前通へ→ひたすら直進し一旦名神高速道路の高架下を通過→T字路に突き当るので、ここを左折→国道1号線へ左折して「南側から」京都南ICに乗ります。

渋滞回避の超裏道です。
一応地図でご確認ください。

ちょっとタイトかもしれせんね。
こんな感じだと思いますが、どうでしょうか。
もちろんこれも”案”ですので、これに縛られる必要は全くありませんよ。

10月のアンケートを実施中!
ご協力をお願いします!!!

携帯の方はこちら

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 11 ) | Trackback ( )