京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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2013 1/20の拝観報告2(東寺 小子房)
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写真は、小子房前庭(正面は勅使門)
この日のメインはこの小子房です。
1/18からでしたので、先週1/14の後七御修法の時はムリでしたと(いうか後七御修法で小子房を使用するから当たり前)。
ここが10:00からです・・・が、その前に「そうだ 京都、行こう」3/3の北野天満宮のプランの電話申し込みが同日の10:00からでした。
9:55には国宝の御影堂(大師堂)の奥にあるベンチに陣取り、10:00と同時に携帯で連打します。
今までの経験上、繋がるまで平均10分弱。
最長は昨年春の龍安寺で、20分近くかかりました。
今回は30打!?ぐらいでつながり4名分確保。
しかし時間は10:04でしたので、今回は早い方でした。
刈り取りをしながら、次のタネを蒔いている状況です(笑)。
”お仕事”が終わったところで、落ち着いて小子房です。
2010年の「京の冬の旅」で来ていますが、何分当時はド素人(レアな特別拝観1号が図らずもここだったのです)。
今回は見る方の目も肥えています(笑)。
詳細は、かなりパワーアップした本編を明日改訂掲載します。
ここにも小川治兵衛氏の庭園(澄心苑)があるのですが、庭園派として言わせてもらいます。
なんだかね・・・”そこに納めた感”がありました。
無難なんですね。
持ち主の意向もあると思うのですが、あまり自由に造れなかったのではないかなと思いました。
もう少し”遊び心”のある庭園が僕は好きです。
まあ国宝の蓮華門込みの庭園ですから、贅沢ではありますが・・・。
まあこれは中途半端な庭園マニアの私見ですので、聞き流してください。
総じてめったに見られないところですし、堂本印象の襖絵も見事ですので、是非行ってみてください。
澄心苑を見て”そこに納めた感”が感じられた方は、御一報を!!!
「京都のおすすめ」内、庭園鑑賞部に配属します(笑)。
仏像鑑賞部、書画観賞部は僕の統括外ですので、WAN師匠か京極堂部長にご相談ください(笑)。
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Casablanca85さまの日程案1(初日)
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写真は、二条城 二の丸御殿の玄関
依頼の概要
日程:2月の平日で3日間 初日は京都駅7:00頃、最終日は20:00
宿泊先最寄駅:烏丸御池駅
拝観希望場所:2日目の15:30~桂離宮、3日目の10:00~修学院離宮は固定。伏見稲荷大社、市比賣神社、六波羅蜜寺、安井金比羅宮、二条城、仁和寺 金堂・五重塔、相国寺 慈照院、妙心寺 東海庵(可能であれば広隆寺、西本願寺 予約拝観、和久傳のくちなし)
回答
7:00京都駅→地下鉄烏丸線で京都駅~烏丸御池駅→ホテルに荷物を預ける→朝食が未だならイノダコーヒー本店→六角堂→地下鉄烏丸線で烏丸御池~今出川駅(京都御所が未だなら9:00~10:00に入れる手もあり)→徒歩で(今出川御門→相国寺境内を突き抜け→突き当りを左折ルートがおすすめ)→10:00 相国寺 慈照院→地下鉄烏丸線で鞍馬口駅(最後尾車両に乗る)~烏丸御池駅 東西線に乗り換え~二条城前駅→二条城→東西線で二条城前駅~二条駅→tawawaで昼食や天下一品、モスなどもあり→JRで二条駅~花園駅→妙心寺 東海庵→市バス10系統で妙心寺北門前~御室仁和寺(徒歩でも可能)→仁和寺 金堂・五重塔→嵐電で御室仁和寺駅~帷子ノ辻駅~太秦広隆寺駅→広隆寺→嵐電で太秦広隆寺駅~嵐電天神川駅→地下鉄東西線で太秦天神川駅~烏丸御池駅。
解説
まずは到着から10:00の相国寺までをどうするかですね。
寺町まで行けばスマート珈琲もありますが、ここは8:00から。しかしここまでくれば本能寺にも行けますね。
昼食は二条駅周辺がいいでしょう。お店が多いです。
ただしtawawaはおいしいしお得ですが、1人で行くのが平気な人でないと1人では入りにくいでしょう。
そして仁和寺終わりで何時かですね(僕の予想では14:30)。
まだ時間がありそうなら、嵐電で蚕ノ社、鹿王院や車折神社まで足を延ばしてもいいかもしれません。
アンケートを実施中しています。
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現在89票です。
なんとか今月も100票に達したいなと願っております!
京都検定1級合格おめでとうでも、他人の日程案作成頑張ってるなでも、理由はなんでも結構です。
”同情するなら、票をくれ!”(笑)
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ウェスティン都ホテルの庭園1 佳水園(南禅寺別荘群散策21)
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写真は、佳水園(白楊作)
ウェスティン都ホテルの中にある庭園です。
場所は仁王門通が三条通に合流する地下鉄蹴上駅付近です。
ウェスティン都ホテルのロビーの左手にフロントがあるので、「庭園を拝見してもいいですか?」と声をかけた方がいいでしょう。
ロビーの右手奥にエレベーターがあるので、それで7階に行きます。
エレベーターを降りて左手方向に進むと、佳水園の案内表示があるので、その通りに進みます。
ガラス戸から屋外にでます。
まず正面に「佳水園→」のような案内があります。
この案内板の近くに“見落とすぐらいの細い登り階段”があります。
これは後程再登場します。
さて右方向に進んだ右手に数寄屋風の門が見えます。
ここが佳水園です。
この門は通常は門の内側に作る“控え柱”が敢えて表側にあるのが特異なのだそうです。
中に入ると右手には大きな岩から水が流れ落ち、岩を周遊する川に合流していきます。
岩には小さな松が所々に生えています。
これは7代目小川治兵衛の長男、白楊作の庭園です。
そして正面から左手には、白砂に中央に丸い芝生を配してある庭園と数寄屋造りの建物があります。これは村野藤吾の作です。
この建物の中にも入れはしますが、宿泊施設の一部ですので、あまり深入りしない方がいいでしょう。
この佳水園の門のさらに先には野鳥観察の散策路がありますが、かなり長いループです。
そして前述の案内板の近くにあった“見落とすぐらいの細い登り階段”に戻ります。
表門を入ってお庭がある左手に佳水園のロビーがあり、2021/2/12の「関西建築遺産を訪ねる」の講座で中に入りました。
リノベーションされている部分も多いようですが、障子の桟が斜めかつ不均一の感覚になっているところや、ロビーにある棚の壁側が接着しておらず空間を開けてることころが村野藤吾らしさだそうです。
またロビーには川端康成の書も掛かっていました。
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