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2013 1/14の拝観報告3(宝鏡寺)


写真は、玄関の前庭

方広寺を後にして、正面通を西へ。
そして正面通が細くなる手前で北へ右折し五条通へ抜けます。
タクシーがよく使う道です。
それもこれも大和大路通は方広寺の北側の一区間だけ南行きの一方通行なんですね。

そして五条通→堀川通→寺ノ内通で、1/12にスルーした宝鏡寺です。

当初は拝観計画になかったのですが、この春以降”書院が無期限非公開”になるとのことでやってきました。

ここももう5回目ですので、特にどうこうはないのですが、今まで拝観できたものが出来なくなっていくのはなんだか寂しいですね。

まだ見られていない方は是非いらしてください。
ただしここはお寺側からの写真NGですので、どこが主催の特別拝観であれ写真撮影はNGです。

本編は・宝鏡寺です。

このエリアには妙顕寺、妙覚寺、妙蓮寺、本法寺などの日蓮宗寺院が多く、地味ですが玄人好みするお寺がたくさんあります。

そしてこの後、本日のメインイベントに向かいました。

それは明日に。

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東寺6 灌頂院


写真は、灌頂院

灌頂院(かんじょういん)は、伝法灌頂(密教の奥義を師匠から弟子へ伝える儀式)や後七日御修法(ごしちにちみしほ)という1/8~1/14までの間に天皇の安泰を祈願する儀式などを執り行うための建物です。

普段は塀に囲まれており非公開ですが、
4/21の正御影供で灌頂院絵馬が公開され、9:00~15:00まで外観が拝観できます。
また後七日御修法の最終日(1/14)の12:30~13:30頃までは伽藍内でお参りができます。

北門、東門とお堂は重要文化財です。

まずは4/21の正御影供の際の模様です。
北門をくぐると正面の参道の先に灌頂院があります。
この正面に弘法大師の掛け軸が掲げられていました。
辺りは一面の芝生。
そして右手に小さなお堂があります。
これは閼伽井(あかい)です。
当日はここに朱塗りの3枚の絵馬が掲げられています。
これは弘法大師の筆ともいわれています。
かつては例年描かれ、その3枚を中央が本年、右が昨年、左が来年と見立て、絵の出来によって農作物の吉凶を占ったそうです。

次は1/14の後七日御修法 最終日の模様です。
東門前に並びます
12:30にはかなりの行列です。
2013年は結局13:00頃の開門になりました。
東門を入ったところで拝観料1000円を納めます。
周囲は一面の芝生で、正面に灌頂院があり、中に入ります。

内部は正面が相の間。
我々の感覚では廊下です。
左手(南側)に一段高い”礼堂”、右手(北側)に大きな”正堂”があり、正堂に入ります。

正堂の内部は空洞で、中央の南北に両界曼荼羅(2代目 元禄本 国宝の写し)が、西側には五大尊像(同左)が掲げられています。
そして北側壁面には十二天像が掲げられていました。

内部を時計回りに1周見て、相の間を経て灌頂院から出ます。

そして外周をまわり、北門から外に出ます。

2014/10/31~11/9まで秋の非公開文化財で内部が公開されました。
東門から入ります。
内部には両界曼荼羅(元禄本)が東西に向き合ってかかっており、堂内壁画の真言八祖にライトが当てられていました。
しかし真言八祖の壁画はかなり剥落していました。

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