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東華菜館

写真は、外観
東華菜館(とうかさいかん)は四条大橋の南西角にあるランドマーク的な中華料理店で、スパニッシュ・バロックの洋館はウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計として有名です。
アクセス
京阪電車の祇園四条駅で下車し、出入口3から地上に上がります。
真っ直ぐに進み四条大橋を渡った左手に、東華菜館の玄関があります。
玄関から魚やタコや羊などのテラコッタがあり、興味深いです。
内部の見学だけはお断りしておられるので、食事のついでに見学させてもらうといいです。
早めの時間に入り予約席のお客さんが来ておられないと、結構隅々まで見せて下さいます。
食事は5000円~のコースと単品料理。
お昼もランチなどの設定はないので、単品を注文しました。
例えば2人でチャーハン、焼き餃子(大き目の6つ)と麻婆豆腐で、3080円。
量的にもいいぐらいでした。
建物は大正15年築の洋館で、シンプルな直線と曲線を組み合わせた天井や梁・腰板・扉の装飾がきれいです。
1階はホールで、夏には外に川床もあります。
右手には大正15年当時のままの、運転手付きの手動エレベーターがあります。
予約なしの場合は、これで5階の一般客席に案内されます。
5階はエレベーターでしか行けませんが、4階以下の予約席は階段があります。
5階は白を基調とした3面窓の開放的なお部屋で、中央の一角にジュースバーがあります。
また夏には屋上でビアガーデンも開かれます。
南側の屋外に階段があり、屋上に上がれます。
屋上には屋根にタイルを貼ったイスラム調の塔があり、南座や菊水がよく見えます。
帰りにエレベーターの運転手の方に見学をお願いすると、各階停止して案内して下さいました。
4階は130名収容できる中国風の内装の大宴会場。
3階は50名収容の中宴会場が2つあります。
入口のアーチが印象的です。
2階には八芒星の飾り棚やアーチ型の仕切りがある30名の部屋が南側に、北側には4~8名用の個室が6~7部屋あり、それぞれに細かな意匠が違いました。
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