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北山杉の里 中川


写真は、中川の集落図

中川は北山杉の生産地であり、川端康成の小説「古都」の舞台として有名です。

アクセス
福王子から周山街道(国道162号線)に入ります。福王寺から約5kmで、神護寺のヘアピンカーブに差し掛かります。
さらに約3kmで杉の里トンネルが現れるので、これをくぐります。
次にまたすぐに中川トンネルが見えますが、この手前右に「中川へ」と書いた分岐があるので、ここに右折します。
この奥が中川の集落です。

清滝川沿いに国道162号線の旧道があり、この右手に並走するように山手の道があります。
個人でまわってもいいですが、事前に中川村おこしの会(075-406-2340)に連絡すると、有料で2人以上からガイドをして頂けます。

今回は2016年8/27と8/28に2回開催された、京都市観光協会主催の「京都・中川 北山杉の里と涼風の高雄探訪」での内容を報告します。

まずは1番手前の清滝川沿いにある木造倉庫群です。
かつてはここで切り出した木の皮をむき、磨き、乾燥、保存されていましたが、今は郊外の機械化された施設で行われています。
ここで丸太磨きの見学と体験をしました。
細かい砂利を水に濡らして、木目に沿って擦って磨きます。

ここから細い住宅間の路地のような坂道を登り、山手の道に入ります。ここには樹齢400年の大台杉があります。

さらに先に進むと、宗蓮寺です。
宗蓮寺の詳細はこちら。

宗蓮寺の先に進むと、茅葺屋根のきれいな上田家があります。その先は見晴らしがよくなり、中川の集落や杉が植林された山がよく見えます。

やがて道が下り坂になり旧道に合流しますが、この合流点に仕上がった丸太の倉庫があります。きれいにツルツルのものや、天然でボコボコしたもの、さらには生育の途中で針金を幹に巻き付け、その間に流線型のプラスティック板を並べて、人口的に縦線を付けた丸太などが並んでいました。

旧道の少し進むと右手に八幡宮、左手に消防署、自治会館があります。
八幡宮の境内の左手奥には、樹齢600年の巨大杉の御神木があります。

また消防署には全国に3台しかないという消救車(1台で消防車+救急車)があります。

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