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2018 5/4の拝観報告(千本ゑんま堂 大念仏狂言)

写真は、えんま庁
GW後半の2日目。
前日は京セラドームへオリックスvs西武戦へ。
この日午前中はお休みというか、午前中は長男くんの勉強をみていました。
そして早めの昼食を取り、11:40頃に次男と自転車でお出かけ。
12:00にやって来たのが、千本えんま堂です。
13:00~の大念仏狂言に来ました。
開演1時間前に来ると、結構中央のイス席もまだ空いています。
しかし12:30を過ぎると、突然席が埋まってきますね。
開演前には立ち見の方もけっこういらっしゃいました。
最初は、えんま庁。
この演目は、この千本ゑんま堂だけだそうです。
しかもこちらの狂言はセリフがあるのが特徴ですが、この演目はセリフがありません。
閻魔大王の前に鬼が亡者を連れてきます。
鬼はさんざんその亡者をイジメるのですが、亡者は法力のある巻物で鬼を退散します。
その巻物を閻魔大王がみると、亡者が善人であったことが判明。
亡者を解放して鬼を縛り上げます。
閻魔大王が退場すると、鬼はまたぞろ亡者に仕返しをしようとしますが、結局巻物の法力に打ち負かされるというお話。
亡者役が子供さんでしたが、なかなかしっかり演じきられていました。
2つめは、与平狐。
平成28年にお目見えした新作狂言です。
人間に化ける修行を積んだ狐の与平。
人間の娘お幸と恋仲になったものの、顔までは人間に出来ないため、いつも顔を隠して合っていた。
しかしとうとうお幸から顔が見たいとせがまれ、狐の師匠に相談。
すると、
・人間になれるが、狐をみると危害を加えるようになる赤い木の実
・狐に戻れるが、それまでの全てを忘れてしまう白い木の実
の2つを渡される。
どうしようかと考えているうちに、お幸が登場。
・・・・このあとは、ネタバレ注意です・・・・
もみあううちに顔を見られ、お幸が仰天。
結局慌てた与平が白い木の実をお幸に食べさせてしまい、お幸が狐になり、これから与平が全てを教えながら暮らしていくというお話。
結末を知らなかったので、ああなるほどという感じ(笑)。
この辺りから雨がちらつき始めました。
3つめはいろは。
これは有名な演目です。
なんでも、言葉尻までマネをし始める弟子の笑い話。
途中で雨が結構強くなり、半分以上退席されました。
ここ終りで15分の休憩。
そして4つめが二人大名。
2人の大名がオフの日に清水寺参詣を思い立ち行くのですが、突然行ったものだからお付きのものがいない。
そこで待ち行く町人を脅して、付き人をさせます。
刀が重いので町人に持たせたところ、立場が逆転。
今度は町人が大名にムチャぶりをして報復するお話。
この演目は観たことがなかったので、観たかったです。
30分ぐらいの演目が多い中、こちらは40分ぐらいとちょっと長めでした。
このあと紅葉狩り、花盗人、炮烙割りとありましたが、いずれも余所で観たことがあったので、15:00過ぎに帰りました。
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