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智積院2 特別拝観 青葉まつり(東山南部散策45)


写真は、宸殿。

2015年京の冬の旅で、宸殿内部が公開されました。
大書院の裏に回り、渡り廊下から入ります。
内部は3間で、廊下が囲っています。
襖絵はいずれも堂本印象のものです。
1番手前の間の襖絵は、キラキラの”松桜柳の図”。
前衛的です。
中央の間は水墨で、”朝顔に鶏の図”、”茄子に鶏の図”と”流水に鳶の図”。
1番奥の間はまたキラキラの”婦女喫茶図”です。
女性がお茶をしているという変わった画題です。
ここの天井は折上小組み格天井でしたので、最上段なんでしょう。

青葉まつり
毎年6/15は青葉まつりが開催されます。
当日は通常有料の収蔵庫、講堂の拝観が無料です。
10:00から金堂で慶祝法要があるので、9:40頃より本坊から金堂までお練り行列があります。
また11:00からは金堂と明王殿の間の広場で柴燈護摩が行われます。
当日は当日台紙を下さるので、それに御集印を頂けます。
場所は講堂、金堂、明王殿、大師堂と密厳堂です。
大師堂と密厳堂は内部に入れますが、それぞれ弘法大師、興教大師がお祀りされているお厨子しかなく、しかもお厨子も閉まっています。
さらに10:00~は講堂にて、別途500円で呈茶もあります。

2022/10/5~2023/6/15の宗祖弘法大師ご誕生1250年記念慶賛法要の際に、御開帳がありました。
この期間は大師堂の縁側の障子の一部がアクリル板になっており、そこから御開帳された弘法大師像にお参り出来ました。
また2022/10月と2023/5月の10:00~11:00の法要の後、大師堂に移動して11:20ぐらいから大師堂内に入り、お厨子の前まで入ってお参りできました。

2022/1/8~1/30の京の冬の旅の1期で、上記の内部が公開されました。

密厳堂
内部には中興の祖である興教大師(覚鑁(かくばん))のお厨子があり開扉されていましたが、内部は暗くあまり見えませんでした。

三部権現社
密厳堂右手にあり、三部権現社は真ん中の中殿、右手の九所明神、左手の春日明神が1つのお社にお祀りされています。
その手前にある拝殿は中に入れ、天井の龍図を拝見出来ました。

求聞持堂
三部権現社 拝殿のさらに手前にあります。
お堂が開扉され、中央に虚空蔵菩薩像がお祀りされていました。




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