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2021 8/7のランチ報告(吉兆 嵐山本店)


写真は、個室の内部(15畳+縁)。

3連休の初日。
この日はアマ会のfurippertronicsさんからお誘いがあり、2人でお食事へ。
11:15にやって来たのが、嵐山吉兆です。
とうとう来ました。
ミュシュラン3つ星のこちらにはかねがね「1度は行ってみたい」と思っていたのですが、なんせお昼でも1人52,800円~なのでなかなか誘いにくい。
そんな折に美食家のfurippertronicsさんからお誘いがあったので、乗っかってみることにしました。

11:30からの予約でしたが、2人とも気合いが入っているので11:15に現地で遭遇しましたw
門前に係の方が立っておられるので、声をかけると中に誘導して下さいました。
砂利のアプローチを進み、左手に曲がると玄関です。
玄関を入って、ほぼすぐのお部屋でした。
全室個室ですが、個室と言っても15畳+縁。
メチャ広いですw
夏の嵐山と言えば鵜飼。
床の間の掛け軸も鵜飼の鵜や焚火の設え。

お部屋を見ているとこの日の部屋の担当の方が挨拶に来られました。
そしてコロナ禍期間のサービスで、吉兆の文字入り布製マスク入れを下さいました。紺と赤、2つ折りと折らないで4通りから1つを選びます。

冷茶も出てきましたが、これもよく冷えていて美味しかったです。
ドリンクはノンアルコールビールを頼んで、いよいよ食事です。
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コースは主に写真の9つ。
1:向八寸 大きな蓮の葉に包まって出てきます。
2:御椀 鱧しんじょう。ここで出汁の加減がいいかを質問されます。
以降は好みに応じて濃淡を調整されるのだそうです。
3:造里 おさしみが美味しいのは当たり前で、付け合わせの昆布の素揚げも旨味がスゴかったです。
4:焼物 前に流れる大堰川の鮎の塩焼き。後で骨と頭は揚げて下さいます。
5:箸休 湯葉にうにが乗っていたでしょうか。こちらはひんやりと。
6:焚合 なすやカボチャの炊き合わせ。ホクホクで歯ごたえもいい感じ。
7:御飯 甘~~いコーンの炊き込みご飯に鰻が乗っています。
炊き込みご飯はお替りして、コーンのかき揚げを乗せてお茶漬けに。
さらに自家製のお漬物が美味。塩辛過ぎず旨味が凝縮されています。もう1杯お替りして、白ご飯でお漬物を頂きました。
8:果物 メロン、マンゴー(太陽のタマゴ )、桃、ぶどう。
多分これはデパートで「こんな高い果物、誰が買うん?」って思っているクラスのですね。とにかく甘くて味が濃い。カスタードソースも付いてきたので、半分はそのままで、半分にソースをかけましたが、果物の味を邪魔することなくカスタードの風味が付加されるような感じで美味しかったです。
9:菓子 宇治金時、抹茶アイス、水ようかん+お薄から選べました。
水ようかん、歯が要りませんねw

過去のランチでも最高額は15,000円ぐらいだったでしょうか。
それらと比較して、
「50,000円越えのお昼ってどんなもんなの?」
って思っていました。

今回、分かりました。
「お客さんを迎えるすべてに対して一切手を抜いていない」
んだろうなと感じました。

お店の雰囲気、部屋の設え、係の方の対応、食材、調理、見せ方、出すタイミング、お皿、盛り付け。
これだけを妥協なく対応される対価なんだろうなと。
メインの料理をアトラクションになぞると、
「TDRと遊園地」みたいな感じでしょうか。
TDRはもうすべてがTDRでしょう。
最後は「また来たいな」と思いましたもんね。

帰りにお土産を頂き、お見送りをしてくださいます。
この貴重な経験を十分に満足して13:30頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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