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2021 8/19の拝観報告3 最終(京都鉄道博物館バックヤードツアー 収蔵庫に潜入 )
写真は、扇状車庫。
パークハイアット京都を出て、車で向かったのが、梅小路公園にある京都鉄道博物館です。
この日当初はまいまい京都のツアーしか予定がありませんでした。
そこで何かほかにないか探していたら、ちょうどこの日の14:00から鉄道博物館で特別見学ツアーがありました。
見つけた当初は予約で満席でしたが、1週間ぐらい前にもう1度見たら1席空いていたので予約してみましたw
旧二条駅舎の前に集合。
まずは博物館に入ります。
そして1階左手の1番奥へ。
あまり目立ちませんが、1番奥に収蔵庫があります。
通常は部屋の電気が消えているので、中が見えにくいからでしょう。
今回はまずこのスタッフエリアに入れてくれました。
いろいろ説明して下さいましたので、その中からいくつか紹介します。
・1番初期のMARS(マルス )。
もうフツーにこう言われました。
他の方は「この筋」の方が多いようで、皆さんそれで理解されていました。
しかしド素人の僕には分かりませんでしたw
帰ってから調べると、みどりの窓口でみるチケット発券のシステムのことなんですね。
・ブルートレイン食堂車(ナシ20形)の冷蔵庫
ナシ20形の食堂車に初めて電子レンジと冷蔵庫が内蔵されたそうで、その冷蔵庫。
・D51の投炭練習機
機関車に石炭を入れる画を見たことがあると思いますが、アレってちゃんと効率よく燃焼させるためにはエリア順に石炭を放り込む必要があるそうです。
そのためにそれを練習する道具があったんですね。
・みずほとさくらのシート
こういう新しいのも開発ポイントがあると、最初から保存しておくそうです。
・柱として再利用された双頭レール
双頭レールはヨーロッパから輸入されていたそうです。
しかも結構高価だったので、すり減って使えなくなっても捨てずに、立てて駅舎の柱として使いまわしていたそうです。
福知山駅で柱として使われていたものが残されていました。
・奈良ホテルの初代の鴟尾(しび)
なぜそんなものがここにあるのか?と思いましたが、
奈良ホテルって最初は鉄道省の直営だったんですね。
そういう経緯でこちらに保存されています。
・初代のATCシステム
1番最初のATCはメチャデカいです。
調べたら1964年のものみたいですね。
僕自身は個々の価値にピンときませんが、見る方がみれば垂涎ものなのかもしれないです。
そして次は博物館を出て、上写真の扇状車庫へ。
扇状車庫の奥にある写真左手の建物の1階に、SL第2検修庫があります。
通常は階段上の通路にある窓から見られますが、今回はスタッフエリアの1階に入って見せてくださいました。
こちらの線路は当たり前かもしれませんが、本線につながっているんですね。
SLだけの検修なら60tのクレーンは必要ないのですが、電車も検修する可能性があるので、こんなに巨大なクレーンを導入しているそうです。
その他様々な仕様や決まりを教えて頂きましたが、今回は割愛します。
ここ終わりで14:45頃でした。
その後、館内を自由に見学出来ました。
もう子供も大きくなったので、かなり久しぶりでしたね。
でもあまり大きな変化はなかったかな。
本当はこの日、この後京都駅伊勢丹のマールブランシュに行くつもりだったんですけどね・・・。
15:40頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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