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2022 6/26の拝観報告(南禅寺 八千代 本館個室ランチ)
写真は、本館 小川治兵衛の庭。
日曜日です。
最近アマ会の中で自然発生的に分科会が出来てきまして、
それが「美食会」。
主に庭園や数寄屋建築のある飲食店に、内部見学と食事を目的とした会を月1で開催するのが主な活動。
皆さんいろいろなところを持ってくるので、やや渋滞気味ですw
予約の段階で、どれぐらい内部の見学が可能かを交渉するのも大事な仕事です。
なので今後は逆に10月、11月は先方が忙しそうなので欠会になりそうですw
さてその会ですが、今回は僕が提案した南禅寺 八千代です。
こちらのランチでは青龍庭園を拝見出来ますが、これは蔵の跡に増設した庭園で小川治兵衛庭園ではありません。
小川治兵衛の庭園は本館の方にあります。
なので当然アマ会ではそちらの見学実現に動きます。
今回はfrippertronicsさんが動いてくださり、本館でのランチが実現しました。
本館ランチに必要な要件は、「税、サービス料別で1組3万円以上の食事」です。
なので1人当たり4人なら11,000円、5人なら7,500円ぐらいの予算になります。
今回はfrippertronicsさん、Tさん、Kさん、あきさらささんと僕の5名で参加しました。
本館を入ってすぐの竹の間が会場。
玄関から竹の間、そして奥の菊の間までが大正4年の建築で、それより奥は昭和20年代の増築だそうです。
竹の間のお庭は枯山水庭園です。
11:50到着で、こちらで食事を頂きます。
1は竹の間の内部。
以降は食事です。
これで予算7,590円は非常にお得だったと思います。
質、量共に文句なしでした。
食前食後はお部屋とお庭も撮影しますw
さらに食後には小川治兵衛の池泉式のお庭と他のお部屋も見せてくだいました。
そもそも今回は治兵衛のお庭が観たいのもあると事前にお話ししていたのに、どうして枯山水のお庭の部屋になったのか。
その理由がこの後わかりました。
まずは菊の間に。
今後の本編で掲載しますが、贅を尽くしたいいお部屋でした。
このお部屋の目の前が池泉式の治兵衛庭でした。
コロナ禍中に設備投資され、各部屋に宿泊用に半露天風呂を増設されました。
各部屋間や、インクライン側から見えないように治兵衛庭の木立を敢えてそのまま伸ばしておられるんですね。
なので上の写真のようにお庭としては「あられもない姿」になっていたのです。
しかしここからでは全然お庭の奥が見えないのでお願いしたら、
昭和の増築部分の一番奥の浮舟の間まで案内して下さいました。
ここまで来ると池の反対の端なんで、なんとなくお庭の全貌が分かりました。
非常に細長いお庭みたいですね。
さらに池の奥には鶉庵というお茶室もありましたが、今は全然使われていないそうです。
食事とその後の見学もして13:40頃に。
皆さん、食事も数寄屋も庭園にも満足して、帰宅しました。
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