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2023 1/17の拝観報告1(三友居別邸 塵外室 茶懐石専門料理屋がいざなう奥深い茶事の世界を体感する)

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写真は、塵外室の内部。

火曜日です。
この日はこれがあったので、お休みを頂きました。
当初は明後日も休みだったので行くつもりは薄かったのですが、
アマ会のKさんからのお誘いと、このチャンスじゃなければなかなか塵外室に行くこともないかなと思い直し、週に2日の休みを取る決断をしましたw

今回は"本物の京都に触れよう"京の食文化体験プロジェクト~KYOTO365~という企画で、京都の有名料亭がそれぞれの企画で料理をふるまうイベントをされました。
その中の1つで三友居さんが所有の茶室 塵外室で茶事体験を企画されたので参加しました。
会は10:00~13:00と15:00~18:00の2部制。
参加費は20,000円。
僕とKさんはお昼またぎの1部に参加しました。
もうこの時点で帰りに三玄院(1/16から公開開始)にいくつもりでしたw

9:35頃に現地到着。
先に2人組が到着されていました。
我々の後にお1人。
そして最後に松尾大社門前の鳥米の御主人と奥様が来られました。
なので参加者は7名。
2部は11名だったそうです。
鳥米の御主人がおられたので、御正客をして下さいました。
まあ体験なので、すべて先生が仕切って下さいましたが。

10時になりました。
待合から露地に出ます。
なかなかすべてやっていると時間がないので、手水は説明のみで省略。
塵外室を見ながら主屋に縁から入ります。
床の間や釜の拝見なども、先生が既におられてすべて教えて下さいます。

そしてアウトラインの説明の後、炭点前の拝見。
炭点前の意味ややり方など根本的なところから教えて下さいました。

そして茶懐石へ。

        

出た懐石はこんな感じ。
もちろん頂く作法にしっかり説明があります。
酒と肴が基本の流れ。
当日車で行ったので飲んでいませんが、そもそも飲めないのはこういう時に自分の体質にちょっと残念な気もします。
炊いたご飯のお替りの味が、時間経過で変わっていくのもいいですね。
最後はたくあんでお椀をきれいに。
三友居さんの本気の茶懐石を頂けるだけで幸せでした。

主菓子は川端道喜仕様の大きな老松特注の菱葩餅 。
こちらの先生が先日こちらで初釜をされたそうで、その際に注文したものを最発注して下さったそうです。
もちろん白餡が緩いので、懐紙で包んで頂きました。

ここで縁に出て一旦トイレ休憩しつつ、中では本席の準備をされていました。

そして12:30から本席。
こちらでも作法を説明して頂きながら。
さらに続き薄。
お茶碗の説明をもちろん毎回伺いますが、基礎知識不足を痛感します。
興味はあるので、そのうち徹底的に勉強してやろうかとも思っていますw

2席終わって13:30頃に。
最後に三友居の御主人からもご挨拶があり、お開きとなりました。
今回はすべて広間で茶室だったので、最後に塵外室のは拝見を希望したら、しっかり見せて下さいました。

全然緊張することもなく、お茶の世界の楽しさを教えて下さったので、非常に参加してよかったです。

そちらを出て、先に掲載した大徳寺 三玄院に直行しています。

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