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2025(令和7)年 春期非公開文化財特別公開の分析
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写真は、伏見稲荷大社の御茶屋。
春期非公開文化財特別公開が2月上旬に発表されていました。
主な開催期間は最大4/26(土)~5/11(日)で個別に異なりますが、以前のようなGW短期集中型に戻ってきています。
そしていつものように総合評価をA~Eの5段階で評価していきます。
評価基準は
・公開頻度
・特別公開の場所のレアさ
・特別公開の寺宝の価値(国宝・重文)やレアさ
などを「私的に総合評価」したもので、評価ポイントは個別のコメントに書きます。
雰囲気的には
A:いつもの公開
B:いつも+αぐらい
C:時折あり、行ったことがなければ是非
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
B:いつも+αぐらい
C:時折あり、行ったことがなければ是非
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
です。
では早速各論に。
最初のブロックは昨年と同じラインナップのものです。
B:隋心院 4/26(土)~5/11(日) 寺宝公開+本堂内陣。
C:梅辻家住宅 4/29(火祝)~5/11(日) 上賀茂神社の社家。特別公開はたまにありますが、まいまい京都のツアーなどでも行けます。
次は昨年と違うところのうち、久しぶりに特別公開されるところです。
メインは本尊の阿弥陀如来坐像(重文)でしょう。
C:北向山不動院 4/26(土)~5/11(日) 知り得る限り特別公開は初めて。
しかし毎年1/16は採燈大護摩供養で重文の不動明王像が御開帳されます。
C:長建寺 4/26(土)~5/11(日) 2016年以来の特別公開。
毎年の1/1~1/15までは宇賀神将の公開が、巳年には本尊の八臂弁財天は開帳されます。その流れでしょう。
C:松花堂庭園・美術館 4/26(土)~5/11(日) 庭園と美術館は通常公開、お茶室も月釜や日曜茶席などに来れば松隠や竹隠に入れます。
しかし 松隠、竹隠と梅隠に1回で入れる機会はなかなかないです。
D:大雲寺 5/1(木)~5/11(日) 2019年以来の特別公開。
お庭が広くてきれいです。
最後がお待ちかねのリアルガチのレアですw
E:円妙院 5/1(木)~5/11(日) 今回唯一の未訪問寺院で、大雲寺の向かい側にあります。
大丸下村家の菩提寺に伝わる寺宝・杉戸絵鶏図の公開だそうで、お庭も広そうです。
総評
円妙院はマスト。
その他のDランクも伏見区が多いですね。
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2025 2/11の拝観報告3 最終(銀月アパートメント 冬の岩茶茶会)
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写真は、10号室内。
ウェスティン都ホテルを車で出て、白川通に出て北上します。
北白川の駒井家住宅近くのコインパーキングに駐車します。
14:50頃にやって来たのが、この北側にある銀月アパートメントです。
大正時代に造られたというアパートで、今も現役。
大島渚氏も若い時、こちらに住まわれていたとか。
そちらで冬の岩茶茶会という中国茶のお茶会があったので、参加してみました。
ネットでの事前予約制なのですが、これは知っている方に教えて貰わないとたどり着くの困難かも。
僕はアマ会の桜さんに教えて頂きました。
15:00開始で参加者は5名、参加費は10,000円。
2階の6畳ほどの1室でテーブルに先生+参加者5名でいっぱいです。
毎回テーマがあり、今回は寒い時期なので温まる岩茶。
岩茶とは中国 福建省にある岩がゴツゴツした武夷山で取れるミネラルを多量に含んだ高級なウーロン茶です。
今回は4種類の茶葉を飲み比べます。
まずは水仙。
華やかな感じで甘みがあります。
これを3煎。
煎茶のように味が少しずつ変わっていくのも楽しめます。
2つ目は肉桂。
これはもっとドッシリした印象。
味の濃いものや脂物とも合いそうな感じ。
2煎目以降は、少しまろやかになる印象。
3つ目は最高級の大紅袍。
クセがなくまろやかな印象。
飲みやすい感じ。
抹茶と一緒で高いお茶は苦くなくてまろやかな印象と重なります。
ここで先生は点心の準備に行かれるので、2煎目以降は参加者で煎れますw
参加者が5名なので6煎目まで戴きますが、現地ではそれぐらいやるそうですw
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写真は、点心とデザートの元宵団子。
点心は春節によく食べるものということで、水餃子と大紅袍のお粥。
特に水餃子はお出汁の加減が非常に良かったです。
コクもあって、水餃子の肉々しさも美味しかったです。
デザートも春節のもので、元宵団子。
豆乳のお出汁の中に、お団子が2つ。
お団子にはナッツとなにか甘いものが入っており、団子の柔らかさにナッツの歯ごたえがよかったです。
このお茶会なにがいいって、先生のお話でしょうね~~
中国茶が好きなのがメッチャ伝わってきます。
中国茶が好きなのが溢れているので、こちらにも楽しい感じが伝わってきます。
17:15頃に終了しましたが、次回の桜茶会も予約しましたw
この日はこれで帰宅しました。
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