こんばんは。
今日は、大陸旅遊の谷奥徹男社長と田原豊道先生としゃぶしゃぶをいただきながら打ち合わせ。来年のインド旅行がほぼ決まりました。
心がウキウキするような内容です。
11月4日の東京瑜伽大学のゼミナールで発表できると思います。人数はやはり30名を目安にしますのでお早めの申込みがよろしいかと思います。
インドと言えば―
昨日の続きです。
k氏というヨーガ教師の話を聞いて何とも切なくなりました。
インドには本物のヨーガの指導者がいない…と、臆面もなく言うのです。インド屈指の先生のいらっしゃる前で…です。
私ほど素晴らしい指導者はいない…と豪語し、私はインドに行ってインド人にヨーガを教えているのだ…と。
もう、顔から火が出るほど恥ずかしかったです。その教師の弟子(というより信者)は大きくうなずいていました。
盲信というものは恐ろしいです。自己自慢の裏には欲望が渦巻いている…ことが分からないのですね。
皆さん、コメントありがとうございました。少し、萎えてしまった心に美味しいお水を注いでくださいました。
ヨーガ・スートラの慈悲喜捨の捨の精神を今こそ実践すべき時がきました。
スワミ・サッチダーナンダ師の言葉をご紹介しましょう。
【邪な人びとというのも確かにいる。それは否定できない。ではそういうとき、われわれはどういう態度をとるべきか?無関心である。
「そう、そういう人もいるだろう。だが昨日の私もそうではなかったか?そして、今日の私は多少ましになってはいないか?その人も、明日には多少ましになっているだろう」
彼に忠告しようとするなかれ。邪な人間というものは、まずそんな忠告は取り合わない。彼に忠告しようとすれば、こちらの平安が失われる】
さて、k氏に申し上げたい。インドの大地に根付いたヨーガ、そのインドに本物のヨーガの指導者がいない…とは大らかなインド人に対して何たる愚弄。
インドに魅せられインドの聖者を敬愛する私にとって許しがたい発言でありました。
かくいう私は修行が足りませんね。捨の精神はどこにいったのでしょうか(笑) (荻山貴美子)