皆さんは、噛み合わない会話を体験されたことはありませんか?
途中までトントン拍子に運んでいると思っていた話が、とんでもない方向に進み、後から大変なことになった経験はありませんか?
この原因は恐らく自分の言っていることは相手にも分かってもらえている…という思い込みからくるのだと思います。
この思い込みは話を端折ることになります。そして、相手は自分の常識(先入観)で判断し了解したつもりになります。
相手が何を言っているのかわからない時、田原豊道先生は分かるまでお聞きになります。
どうしても理解不可能な時は、「ごめんね。私には意味が分からない」と、おっしゃいます。これって大事なことですよね。
テレビを観ている主人に語りかけた時、「ごめん。今、野球が良いところだから後で聞くね」と、言います。生返事をされるよりずっと誠実な応対かもしれません。
一所懸命にしゃべっている最中、相手が口を挟みます。今、話している内容についてか?と、思いきや、全く違う内容の時、話は聞いてくれていません。(笑)
巧妙にアクビを噛み殺している様子が感じられたら相手が退屈している証拠。ひどい時は、話を聞きながらメール。
でも、聞き上手というかたもいますね。今は阿川佐和子さんでしょうか。自分を押し出さず相手の素晴らしさを引き出します。それは、相手に興味をもってこそできる技。それでいて十分、ご自分も輝いている。
仕事だもの当たり前?
いえいえ、もともとそういう方だからこそ、仕事が与えられるのだと私は思います。
勿論、私の個人的好みです。
盛岡に向かっています。明日は盛岡のクラス。明後日は青森のクラス。そして、土日は岩手ヨーガ連盟大会です。(荻山貴美子)