今日は、久しぶりのお休み。これから「天地明察」という映画を観ます。
冲方丁さんの話題作です。冲方さんは大学在学中に「黒い季節」でデビューしたとか…。
道友の小野寺恵美子教授のご主人がスタッフなので興味深い作品です。
「おくりびと」がアカデミー賞を受賞した時、マスコミよりも早く、恵美子さんを通じて知り、仲間で祝杯を上げたことを思い出します。
私はどんなに忙しくても、合間をぬって劇場に足を運びます。映画大好き人間です。
さて、話は変わりますが、今は、手紙を出すという習慣が段々薄れてきました。
そのうち、年賀状を出す人もいなくなるかもしれません。
ほとんどのかたがメールです。メールで気をつけなくてはならないのは、仲違いしている時ですね。言葉ですと、「あの時、あんなこと言ってごめんね」ですみますが、メールは永久保存版。
大事なことや、誤解を受けそうな時は、やはり言葉で…ですね。
私がいただくメールはほとんど、楽しいメールや感動メールですのでありがたいのですが、一通のメールでお相手の活動に歯止めをかけた例もあります。
腹立ち紛れに夜中に手紙を書いて、大失敗した人もいます。それでも、手紙はメールと違って投函するというステップを踏みますから、踏みとどまることがあります。
メールは送信ボタンを押せば、それで終わり。コワイです。
でも、そんな手紙やメールをもらったからと言って、逃げないでほしい…という気持ちもあります。
インドで習った「すべてのものが幸せでありますように」の中に、「考えがゆっくりとなり幸せでありますように」というのがあります。
私たちはいつも急いでいるのですね。ゆっくりと考えれば、良い知恵も浮かぶのに…。
自戒をこめての独り言でした。(荻山貴美子)