私たちは自分の詰め込んだ知識が最高だと思う傾向があります。
そういう時は、自信過剰になり、誤った知識に気がつかず、また気づこうともしないので、グル(師)の言葉に素直に耳を傾けることができません。
数年前、魔法の言葉がブームになり書店に嫌というほど並んだことがあります。
しかし、前にもブログで紹介したとおり、否定の言葉の打ち消しは賛成できません。
たとえば、「嫌なことは起こらない」…など。
田原豊道先生はあの本もこの本も…
また、あの説もこの説も…と、吹聴するだけではいけない…と、おっしゃったことがあります。
しかし、受け取る側にいっぱい詰め込んだものがあると、自分が否定された…としか感じられないようです。
何かひとつふたつ、自分を納得させる珠玉の言葉を持ち、実行するのみ…と、おっしゃった田原先生の真意を汲み取ったかたはたくさんおられます。しかし、そうでないかたもいらした…という事実に愕然とした数日前でした。
人それぞれということですね。
さて、村上和雄先生がおっしゃっていましたが、日本語にはDNAに組み込まれた素敵な言葉がある…と。
ありがとう
もったいない
おかげさま
仏教や神道が、根づいていた日本という国だからこそ、こんなに素敵な言葉があるのですね。
大阪産経学園の授業前、ミスドで一服しています。今日も一日穏やかな心でいられますように。(荻山貴美子)