不安定なコロナ禍の中、心配していた郡山NHK、いわきNHK、松本NHKは換気の問題をクリアしたようです。
どのNHKも思い入れがあります。
郡山NHKは3ヶ月に一度は行っていました。昼のクラスと夜のクラス。終わったら新幹線で日帰りでした。
前橋も、松本も基本的に日帰りでした。
その中でも一番思い入れがあったのはいわきです。
私には、いわきに出来るだけ早く案内者(インストラクター)を作る使命がありました。
田原先生は半年に一度くらいはきてくださっていました。
念願の案内者が誕生し20年以上になります。地元の案内者がホームヨーガを守ってくださり私の自慢でした。
水曜日毎月2回、朝5時起きをしてスーパーひたちに乗ります。
朝、昼、夜の3クラスを終えて最終のスーパーひたちで帰ります。帰宅するのはいつも午前様。
若かったのですね。
車中で、原稿を書いたりヨーガの四季の編集をしたり、一分一秒無駄にはできませんでした。ほとんど毎日ヨーガ漬けの日でした。よくも乗り越えられたものです。
火曜日の夜になると、夫がカレンダーを見ながら言います。
「明日はいわきか…。緊張しちゃうな」
朝弱い私は夫に起こしてもらっていたのです。
田原先生のほかに、私には夫がいなければ今の私は存在しませんし、全国にホームヨーガのお仲間もこんなに広がらなかったでしょう。
そのいわきNHKは残念ながらホームヨーガの火が消えるようで、本当に残念です。
いわきは一度だけ夫が休暇を取って一緒に行きました。授業の間、彼はホテルで待っていました。翌日小旅行して帰ったことがあります。
「キミは毎月2回もあんな大変な思いをしていたんだね。小さい身体でよくがんばりがきく」
私の毎日を見て彼は驚いていたのです。流石に出版の時は、「これでは死んでしまう。もうやめて欲しい」と一度だけ言いました。
一週間ほとんど寝ない日がありましたから…。
その時からこのコロナが来るまでは変わらぬ忙しさの中にいました。
今日は、ふといわきを思いました。
郡山も松本も8月から再開です。
コロナが収束したら直属クラスに早く行きたいです。