法体 （ ほったい ）

　身体のことを、仏教では　『　法体　』　とか　『　法器　』　（　ほうき　）

といいます。

　仏教の教えを、具体化とか実践する　『　器　』　うつわ、ということで、

からだのことを、法体とか法器というのです。

　よく見つめてみますと、『　こころ　』　は嘘もつきますし、誤魔化しもします。

勝手にいろんなことを空想したり、妄想に悩まされたり、結構好き勝手な代物で

す。ところが、身体は正直です。

　悩む心、愚痴を言う心、好き勝手に思う心、をじっと支えているのは体なんです。
　
　こころでは悲しんでいるのに、時間になると、なんだか、お腹が空いてきます。

本当に悲しいぐらい、体は正直です。



　ふと思ったんです。　女性はすごい！

男が勝手に、考えたり、悩んだりしてても、それをじっと見続けてくれているのは

女性です。

　じっと見守ってくれる人がいればこそ、男は勝手にいろんなことを考えているの

ではないだろうかと？


　心と体　難しい問題ですが、

　よく、心を大切に、といいますが、具体的には、物を大切にすることなんですよ

ね。だから、　からだの意識　ということをとても大事にします。

　「しみこませていく」　というか。心で思うだけでなく、

そのことを実践して、体にしみこませていく、

仏教的表現をとれば、「薫習」　（くんじゅう）　といいます。

　
　　　　いい事をしみこませておかないと、ぼけたとき

　　　とんでもないものが出てくるかもしれませんね。　ご用心！！ご用心

クリちゃんナナちゃん

　　その後のクリちゃん！

　たくましい！　事務所の自分のカゴから出て、

もう外にいる、ナナちゃんと仲良しになりました。

　ナナちゃんは、半分ノラ状態、ご飯は食べに来るけど、

こちらが行くと　　て逃げてしまいます。

　なかなか、シャッターチャンスが無い、

ジーットしゃがみこんで、気配をなくし、見守ること１０分

　やっとこの一枚が撮れました。


　ちょっと暇そうなお坊さんのようですが、

寸暇を惜しんで、いろいろ見つめているので～す。

実るほど …

　　　　　　　　　　「　実るほど　頭をたれる　稲穂かな　」

　という古歌がありますが、写真のように

見事に頭をたれています。　　豊作のようです。


　熊本市より南へ約５０キロ、八代市があります。
　
八代にある　『　安楽院　』　というお寺の、今日は秋の大祭です。

そのお寺は、周りをたんぼにかこまれ、小さなお堂だけがぽつんと立っています。


　最近はお邪魔するたびに、田んぼがだんだん無くなっていくような、

草ぼうぼうになっていくようです。


　「　ずいぶん田んぼが無くなりましたね。　」

　「　一年作らなかったら、田力　田んぼの力が無くなってしまいます。」


　　　　　　　そうなのか　！


　一旦、休んでしまって、次にお米を作ろうとすると、

田んぼの力を取り戻すには、１年以上かかるそうです。


　なんか意味深な言葉ですね。


　願力　（　がんりき　）　といいますか、

願う力も、いったん、心を休めてしまうと、

　　願う力も無くなってしまいます。

　　願い続けることが大事なのです。


　　終生修養　という言葉を思い出します。

　　死ぬまで修行　

ごめんなさい ！

　あまり紹介しませんでしたが、

この　『　あやちゃん　』　という猫が一番の古かぶなんです。

ふだんは、こうやって、ごろごろしています。

息子が京都にいるとき、飼っていた猫で、もう１5歳ぐらいでしょうか。

京都生まれなので、おしとやかと思いきや、

なかなかの気分やさんで、私もよくかまれたり、引っかかれたりします。


　昨日、本荘小学校の子どもたちが来た時、帰り際に、

玄関に寝転んでいました。『　さよなら　』　のつもりで、なでなでしたのが

お気に召さなかったのか、子どもの手を引っかいてしまいました。

　　　　　　痛かったですね　

　「　ほんとうにごめんなさい　」　　　　

月下美人の蕾が

　

今ごろ、月下美人の蕾が、一つの葉っぱから二つ出てきました。

ほんとに不思議なところから、花が出てきます。

　同じ葉っぱからなので、二つの花が同時に咲いてくれることを願っています。

また順次、育ち具合をのせていきます。