本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

プリウスに乗りました!

2007-10-22 23:47:23 | 住職の活動日記
 先日、檀家の方で、車のエンジンの製造ラインに携わっている方がお見えになりまし

た。しばし、クルマ談義に花が咲きました。

 なぜか ?、男は  クルマが好きですね。


 先日、縁あって 『 プリウス 』 に乗ることができました。

一度は乗ってみたいと思っている車でした。

 シートに座り、説明を聞きます。 なんか勝手が違うナ~、と思いつつ、

キーケースのようなものを差し込む、

スイッチを押す、スピードメーターが光る、これでエンジンがかかっている状態、

最初はモーターで走り出すので、エンジン音はしないのです。

ギア-も小さなポッチが出ています。

 でも面白いのは、ブレーキを踏んだり、下り坂になると、

「 電気を貯めてますよ! 」 という表示が出てきます。

なんか得した気分になります。

 いま、リッター何キロで走ってますよ! という表示も出ます。

これもエコ運転には役立つ代物です。

 いま乗っている、スマート君とくらべると、ここまで進化したか、と

まるで、クルマというより電化製品です。

 電化製品を完備した応接間が動くという感じでしょうか。

それにしたら、シートがちょっとお粗末のような気がしました。

 『 シート 』 ということも、考え方の違いでしょうか。

シートを倒してフルフラットになり、横になることができる。

それを良しとするのか? シートを安全に座る道具と考えるのか?

 それ一つとってみても、文化の違いでクルマという代物が

ずいぶん違ったものになってきているように思います。

 ちなみに、スマ-ト君は軽自動車ですが、シートは全部、鉄でカバーされて、

頭まできちっと保護されるようになっています。しかし、運転は

外見から見るかわいらしさと、正反対に、ハンドルは重いわ、

こまめにギア-は切り替えなければいけないし ( 面白みの一つでもありますが )

なかなか大変なのですヨ。 …

 そんなこんなの話で !



せっかく、ご遠路をお参り下さいまして、本当にありがとうございました。

ついつい、車のことになると、薀蓄が言いたく申し訳ありませんでした。

 また是非お参りください。
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今週の言葉10/22~10/28

2007-10-22 09:47:14 | 住職の活動日記
信仰は火である 心の汚れを 焼き清め

          仏道にむかって 人々を もえたたせる


 28日のお不動さまの護摩祈願に向けて、この言葉を選びました。

好きな言葉です。

 護摩とはインドの言葉で 『 ホーマ 』 炎というような意味が、そのまま

音写された言葉だと思います。

 今では、『 火 』 は簡単に手に入れることができます。

大昔は火を守っていくということは、本当に大変なことだったのでしょう。

ただの燃える火という域を越えて、火自体を神聖なものとして崇めたと思います。

 よく 『 火渡り 』 の行がありますが、火の中に入ることによって、

お不動さまそのものと、一体になるということをあらわしています。


 『 護摩木 』 というのは、火そのものがお不動さまですから、

その護摩木に自分の願いを書いて、願いがお不動さまとなって働くということを

意味しているのではないでしょうか。


 

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