本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

チョットチョットの月下美人

2007-10-24 23:44:41 | 住職の活動日記
 以前変な形の月下美人紹介しましたが、だんだん大きくなって、

『 チョットチョット 』 というような双子の月下美人になりました。

一枚の葉っぱに二つの花が付くのはめずらしいと思います。

もうすぐ開花です。ちょっと経過報告です。

満開になりましたら、また見てください。

 それにしても、今日は 「 霜降 」 霜が降りて葉っぱが色づくという頃なのです。

が、熊本は夏日27度です。半袖でも暑いくらいです。
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すご~い!

2007-10-24 15:53:08 | 住職の活動日記
 今日に昼の 『 おもいっきりイイテレビ 』 でしたか、 みのもんた さんです。

 男を操る三つの言葉でしたか、そのなかで 『 すご~い 』 という言葉がありました。


 先のブログで紹介した、安田理深先生の言葉を額にしたのですが、

よくみると、紙のしわが少し目立ちました。

 そこでお願いした 『 文林堂 』 という熊本では老舗の額縁表装画材道具など

すべて、扱っておられるお店に行きました。そのとき、

ホームページ見ましたよ、 「 すご~ですね 」 といわれました。


本当にこの言葉の魔力でしょうか、なんか嬉しくなりました。

 
 世の男性諸氏よ、ご用心! これから女性が

「 すご~い    を連発するようであれば、

一呼吸おいた方がいいと思います。


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噛み砕く

2007-10-24 11:30:57 | 住職の活動日記
 数十年前、『 空海 』 という映画が、東映で作られました。

原作は早坂尭、監督は佐藤純彌 、主演は北大路欣也、最澄役は加藤剛でした。

 思い出します。

 空海役の北大路さんが、遣唐使として唐の都に着いたとき、

『 この素晴らしい文化を噛み砕く牙が、自分は欲しいんだ。! 』


 食べ物にしても言葉も、すべてがやわらかいものが 「 良し 」 という時代です。

しかし、たまには写真のような、噛み砕けない文章もいいでしょう。

家内はなんかわかるといいます。けどわからない、とも?。

わからんけど、なんかわかる、そういうのがいいでしょう。

 文の内容は、

人間はその無極なる自然性

に於て自体的に完全してゐる

しかし之を自覚的に完全する

使命と能力とを賦与されてゐる

ものは有限なる人間の生存

在である         理深

 というものです。 むつかし~い! でもじっくり噛んでみてください。

味が出ますよ。そして、なんか頷けるところもあるような気がします。

味わってみてください。 


 安田理深という先生はほんとうに真の聞法者と思います。

東寺にいる頃、後ろの方で聞かさせて頂いていましたが、ほとんど

わかりませんでした。でも、これはほんものの話だな~!ということは感じました。

なにか、今までにない言葉に感動したのです。
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