本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

日本最南端のおみやげ

2008-10-23 23:31:00 | 住職の活動日記
 先日、お参りに行ったお宅で、日本の最南端へ行ってきました、と 

『 黒糖 』 のお土産を頂きました。

     

 熊本から博多へ福岡空港から沖縄へ、そこから石垣島へそして最南端の波照間島

へ行かれたそうです。  飛行機も3回ほど乗り継いでの行程です。

 どこらあたりなのかな~、と地図を広げてみると、なんと、沖縄の那覇よりも台

湾に近いような位置関係です。西へ行けばすぐ台湾についてしまいそうです。

 沖縄民謡が好きで、『 波照間島 』 は歌詞の中に出てくるくらいでしか、知

りませんでした、改めて見てみると本当に遠いところです。

 その後すぐ、今度は日本の最西端へ行かれたそうです。

そこのお土産は与那国島の、長命草がはいった 『 ちんすこう 』 です。

      

 さくっとしていて、長命草の香りがするような味でした。

ここも遠い、よく行って来られたと思います。

最南端と最西端が沖縄にあるとは知りませんでした。


 ここに行かれたお二人、不思議な方たちで、何か使命を感じて生きておられるよ

うです。一人の方は病ということを縁に 『 死 』 ということを間近に意識さ

れ、それからは 「 仏さまの声 」 のような、心に感じることを頼りに毎日を

送られておられます。

 あくせくと毎日を生きている私たちの方が何かしら恥ずかしいものを感じます。

死を意識された方の方が、なにかしら、光り輝く日々を送っておられるようです。


 今回の旅も、その声に導かれての旅だったのでしょう。

 なんとも、貴重なお土産に感謝です。 
コメント (1)
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