明日のお不動さまの準備に深良さんがやってきました。
まず仏具磨きからです。
黙黙と磨きます。 まず、お磨きということが基本です。
次に、崇正の指導の下、お香の盛り方です。
年下になるのですが、一応兄弟子ですので、黙黙です。
これは 『 火舎 』 ( かしゃ ) といって、導師が使う香炉です。
慣れない手さばきですが、すぐ慣れてきますので大丈夫です。
お香を盛るということも奥が深く、お勤めの時間に合わせて、お香の料を憶えなく
てはいけません。お経の途中で消えないように、簡単な 「 コ 」 の字型に盛
っていくのですが、慣れてくると30分・1時間・1時間半と丁度その間に燃え尽
きるように盛ることができるようになります。
しかし、今日よく来て頂いたと思います。本当はお勤めだけ来るようではだめな
のです。すべては準備と後片付けが大事です。準備することによって、お勤めの流
れと、どういうことが大事で必要なのか、ということがわかってきます。
このことはすべてにあてはまると思います。
振り返ってみると、東寺に入るときは、ひたすら準備と後片付けに追われた日々で
した。このことは今になって思えば、今一番役に立つことばかりです。
本番当日はよそから来た偉いお坊様方が勤めていかれます。たぶん、どういう中
でどのような流れのなで、お勤めしているのかわからないまま帰っていかれる方も
多いようです。
お勤めの基本中の基本は 『 香もり 』 です。
「 仏さまは香を以って食とす 」 という言葉があるように、お香がお勤めの間
中、きちんと燃えているということは一番大事なことなのです。
「 準備 」 と 「 後片付け 」 のことを 「 下座行 」 ( げざぎ
ょう ) といいます。
かがんでやる仕事、これが人間にとって一番大事な仕事と思います。
まず仏具磨きからです。
黙黙と磨きます。 まず、お磨きということが基本です。
次に、崇正の指導の下、お香の盛り方です。
年下になるのですが、一応兄弟子ですので、黙黙です。
これは 『 火舎 』 ( かしゃ ) といって、導師が使う香炉です。
慣れない手さばきですが、すぐ慣れてきますので大丈夫です。
お香を盛るということも奥が深く、お勤めの時間に合わせて、お香の料を憶えなく
てはいけません。お経の途中で消えないように、簡単な 「 コ 」 の字型に盛
っていくのですが、慣れてくると30分・1時間・1時間半と丁度その間に燃え尽
きるように盛ることができるようになります。
しかし、今日よく来て頂いたと思います。本当はお勤めだけ来るようではだめな
のです。すべては準備と後片付けが大事です。準備することによって、お勤めの流
れと、どういうことが大事で必要なのか、ということがわかってきます。
このことはすべてにあてはまると思います。
振り返ってみると、東寺に入るときは、ひたすら準備と後片付けに追われた日々で
した。このことは今になって思えば、今一番役に立つことばかりです。
本番当日はよそから来た偉いお坊様方が勤めていかれます。たぶん、どういう中
でどのような流れのなで、お勤めしているのかわからないまま帰っていかれる方も
多いようです。
お勤めの基本中の基本は 『 香もり 』 です。
「 仏さまは香を以って食とす 」 という言葉があるように、お香がお勤めの間
中、きちんと燃えているということは一番大事なことなのです。
「 準備 」 と 「 後片付け 」 のことを 「 下座行 」 ( げざぎ
ょう ) といいます。
かがんでやる仕事、これが人間にとって一番大事な仕事と思います。