本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

世界の名画を一堂に!!

2016-03-03 21:12:14 | 住職の活動日記

世界の名画が1000点余、

一同に見ることができます。

ここは、

 

   

 

大塚国際美術館。

宇治より2時間、神戸を通り

明石海峡大橋を渡り、淡路島をぬけて、

鳴門の渦潮を下に見て、

鳴門大橋を渡りきったところに、

この美術館はあります。

 

大塚製薬が75周年の記念事業

として設立されたそうです。

噂には聞いていたのですが、

その迫力には驚かされます。

 

そして何よりも面白いのは

写真撮影OKということです。

 

  

 

システィーナ礼拝堂壁画、

実物と同じ大きさで再現され、

まず最初に圧倒されます。

 

    

 

大塚の技術で陶板に焼き付けられ、

本物と寸分変わらない色使い

その技術には驚きです。

 

   

 

人の皮を剥いだような姿が

作者のミケランジェロだそうです。

 

見たことのある名画、

 

  

 

フェルメールの

「真珠の耳飾りの少女」

本物は柵越しに離れたところから

でも、

ここでは間近に見ることができ

この名画とツーショットの写真も

撮ることができます。

 

     

 

この名画もまるで舐めるように

どちらからも見ることができ

細部の描写もよく見ることができます。

 

    

 

「最後の晩餐」

修復前と修復後の絵が対比して

展示してあり、

 

   

 

修復後のキリストは穏やかな顔で

口元はやや開いているような

新しいキリスト像が発見されたとのこと、

 

   

 

また、マリアの「受胎告知」も

この天使の羽は本当に

飛ぶことが出来るような

力強い羽根に描かれています。

ダビンチの科学者としての

一面だそうです。

 

一服して、

なにせ全部を見て歩くと

4キロの距離になりそうです。

 

外にでると、

 

   

 

モネの「大水蓮」

この絵はモネが本当の日の光で

見て欲しかったということで、

太陽の光のもとで見ることが

できます。

 

  

 

陶板に焼いてあるので、

1000年たっても変色することなく

あるということは

モネ自身が見たら大喜びでしょう。

 

     

 

「スクロヴェーニ礼拝堂」

本物がそのまま再現されていますが

その天井のブルーの色が

なんとも美しい吸いこまれそうな

そして星が輝いています。

 

   

 

また、ルドンという方の

「仏陀」の絵も面白い、

なんだかお地蔵さまのような

そんな姿に描かれています。

 

  

 

ゴッホの「ひまわり」

近寄ってみると、

 

  

 

その立体的に盛り上げて

作られているところは

やはり絵に本物と同じような

深みが出ているのでしょう。

この絵は売店に小さな複製があり

同じように焼きものです。

値段も手ごろなので求めました。

 

   

 

このムンクの「叫び」

        …

ここまで見て、

やはり、疲れます。

見尽くしたという感じですが、

見足りないような思いもします。

何回足を運んでも、

新たな感動があるようです。

リピーターの方も多いとか。

 

この建物、佐川美術館と同じで

竹中工務店が手掛けているようです。

不思議な作りで、

入ったところが地下3階、

国立公園の中なので

建物自体が地中に埋まっている

岩を掘りぬいて建てられたのでしょうか?

 

いやいや、見応えのある

美術館です。

 

 

 

 

     

             

 

 

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