本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

香梅さんの「肥後六花」

2017-05-29 21:34:41 | 住職の活動日記

香梅さんの銘菓「肥後六花」が

お供えにあがりました。

 

 

可愛いとても美しい

練り切りのお菓子です。

 

毎月の勉強会というか輪読会に

頂いたものです。

勉強の後で美味しく頂戴しました

 

「肥後六花」という

熊本には昔から、熊本藩士によって

育てられてきたという花があります

 

肥後椿・肥後芍薬・肥後花菖蒲

肥後朝顔・肥後菊・肥後山茶花

 

という六つの花です。

みなさんで分けながら

それぞれの美しい花を

食べてしまうのが勿体ないような

でもおしそう、

ということで頂きました。

 

 

これは肥後山茶花、

 

 

 

そして、肥後菊

 

 

肥後花菖蒲もおいしそう!!

 

甘い物苦手な私でも

(かといって、辛いものが好き

 といわけでもありませんが)

 

上品な甘さで美味しくて

ペロッと頂きました。

 

そして、

それぞれの花の栞が添えられていて

 

 

ちょっとした厚みもあり

たぶん本の栞として利用して欲しい

という思いも

込められているのでしょう。

裏には花の説明もあり、

 

「肥後椿」見事な花芯が印象的

二百年前から栽培されてきたとも

いわれる、

最も有名な六花の一つです。

一重咲きで、

花芯が花の内側いっぱいに

広がっています。

熊本市の花にも選ばれており、

モチーフとして多く使われています

内面からピンクが

浮き出てくるように、

ピンク色の練り切りを

白い練り切りで包み込んで

椿の花を模りました。

上には練り切りの葉と

網でこして作った花芯を

あしらいました。

 

というような解説がついています。

 

五感で味わい、

いわれも勉強して、

その栞も大事に使えると、

なかなか面白いと

感心させられました。

 

  ですよ!

 

 

 

 

コメント
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