あっという間に瓦が葺かれて
います
先月の28日
皆揃って棟上げができました
なかなか素晴らしい光景です
ふと思い出すのは
最初の本蔵院がこの地に
建立されたのが昭和3年
その時の写真が残っていて
その様子が同じように
大工の棟梁をはじめ
僧侶の方々全員で写真に
おさまっています
今回も揃っての写真です
この様子から一月
工事は着実に進み
瓦を葺きあげるという
工事の進捗状況に驚きます
寺というのは
その当時の最先端の技術で
作られるものでしょう
その当時のお寺というのは
屋根は緑釉瓦で葺かれ
柱は朱で塗られ、壁は白
という具合に見るも鮮やかな
威容を誇っていたのでしょう
令和の本蔵院は
ハイブリッドというか
RCで出来た、部屋になる
大きな箱、その上に屋根が乗る
そういう作りです
棟になる大きな柱も
集成材という
12枚もの板を圧着し
その大きな柱を曲げていく
それで屋根の反りを出すのです
こういう技術も
最先端のものでしょう
木でありながら強度を出す
地震に遭ったので
それに対する思いもあっての
ことのようです
そういうことで
本堂内部は大空間ができる
音の反響もいいようで
素晴らしいお経の響きが
広がるようです
まさに、本蔵院がINGです
建物を作ったからそれで
終わりというのではなく
ここから新たな本蔵院の
始まりです
本蔵院という箱ものではなく
本蔵院がこれから歩みを
続けて欲しいという思いで
HONZOUING
というようにしたのです
これから
本蔵院・菩提樹苑・沙羅の苑
とそろい踏みで
歩み続けていくことを
願っています。
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